【木津川の北側にある城陽市内にある駅】
近鉄京都線富野荘駅は京都府城陽市にある。木津川の北側にあり、木津川を渡ると京田辺市に入り、新田辺駅がある。準急以下の電車が停車する。昼間時は普通が毎時4本、地下鉄直通普通が毎時2本運転されている。平日上り朝ラッシュ時は7時台に準急1本、普通7本、地下鉄直通普通が2本運転されている。平日下り夕方ラッシュ時18時台、19時台には、準急1本、普通4本、地下鉄直通普通3本が運転されている。富野荘駅は1928年11月3日に奈良電気鉄道の駅として開業した。1963年10月1日に近畿日本鉄道に合併され、同社の駅となった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
改札は地下にあり、ホームから改札へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。
改札は1ヵ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機などが設置されている。
有人駅だが、特急券、定期券の販売窓口はない。
出口は2ヶ所あり、東西に出られる。東口がメインとなっている。
駅前に城陽市のコミュニティバス城陽さんさんバスのバス停がある。
西口は駅前が広場になっているが、駅周辺の道路は狭く、バスなどの乗り入れはできない。
富野荘 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2016年度 | 3,475 | 2,158 | 1,317 | 62.1% |
2006年度 | 4,110 | 2,619 | 1,490 | 63.7% |
対06年度比 | 84.6% | 82.4% | 88.4% |
富野荘駅の2016年度1日あたりの乗車人員は3,475人で、うち定期利用者は2,158人となっている。定期比率は62.1%で、定期利用者が6割を超えている。近鉄京都線の中では、乗車人員は下位の方に位置しているが、急行停車駅の東寺より乗車人員は多い。10年前の2006年度と比較すると全体で15.4%減、定期利用者は17.6%減、定期外利用者は11.6%減と全体的に減少している。