【伊勢志摩国立公園を望む横山展望台への最寄り駅】
近鉄志摩線志摩横山駅は三重県志摩市にある。普通のみが停車する駅で、終日普通が毎時2本運転されている。志摩横山駅は1929年(昭和4年)7月23日に志摩電気鉄道の鳥羽〜真珠港間開通時に鵜方口として開業した。1944年(昭和19年)2月11日に志摩電気鉄道ほか6社合併により、三重交通志摩線の駅となった。1946年(昭和21年)12月に志摩横山に改称された。1964年(昭和39年)2月1日に三重交通の鉄道事業の分離譲渡により三重電気鉄道の駅となった。1965年(昭和40年)4月1日に会社合併により近畿日本鉄道の駅となった。1969年(昭和44年)12月10日に改良工事のため営業休止、バス代行を実施した。1970年(昭和45年)3月1日に標準軌化し営業を再開した。1993年(平成5年)6月1日 に当駅を含む志摩磯部〜鵜方間が複線化された。2015年(平成27年)6月24日にPiTaPaなどICカードの利用が可能になった。
駅構内は地上ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両2両分となっている。
上下ホーム間は連絡されておらず個別に出入口がある。
改札は無人化されており、ICカードリーダーのみが設置されている。
下りホームは鵜方方に出られ、上りホームは穴川方に出られる。
ホームから出口へはスロープが設置されておりバリアフリーに対応している。
志摩横山 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 50 | 22 | 28 | 44.5% |
2008年度 | 40 | 14 | 26 | 35.9% |
対08年度比 | 124.3% | 154.1% | 107.6% |
志摩横山駅の2018年度1日あたりの乗車人員は50人で、うち定期利用者は22人となっている。定期比率は44.5%で、定期利用者は50%を割っている。乗車人員は志摩線16駅中12番目となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で24.3%増、定期利用者は54.1%増、定期外利用者は7.6%増となっている。