【関西各駅探訪第889回】近鉄京都線興戸駅

興戸

【同志社大への最寄駅は隠れ急行停車駅】

近鉄京都線興戸駅は京都府京田辺市にある。こうどと読む。同志社前の副駅名が付けられており、同志社大学京田辺キャンパスは駅から徒歩15分ほどの距離にある。準急以下が停車するが、宮津行き急行のみ当駅に停車する。また、同志社大で入試などがある時には急行が臨時停車する。データイムは、普通が毎時3本に運転されている。平日朝ラッシュ時上り京都方面へは7時台に普通が7本運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台は普通が4本運転されている。

興戸

興戸駅は1954年7月5日に奈良電気鉄道の新田辺〜三山木間に新設開業した。1963年10月1日に会社合併により、近畿日本鉄道京都線の駅となった。1986年12月2日には橋上駅舎が完成した。2000年3月15日にホーム延伸により、6両編成が停車可能になった。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分となっている。

興戸

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ホームから改札がある橋上駅舎へはエレベーターが設置されている。

興戸

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トイレはホーム上に設置されている。

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改札は1ヶ所で、有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

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特急券、定期券販売窓口もあり、時間帯は限定されるが、購入できる。

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出口は2ヶ所で東西に出られる。西口が同志社大学方面への出口で、長いデッキが設けられ、JR学研都市線同志社前駅からその先の同志社大学方面へと続いている。

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西口には駐輪場がある。

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東口はロータリーがあり、周辺は住宅地になっている。

興戸 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 4,975 3,488 1,488 70.1%
2007年度 6,600 5,170 1,430 78.3%
対07年度比 75.4% 67.5% 104.0%  

興戸駅の2017年度1日あたりの乗車人員は4,975人で、うち定期利用者は3,488人となっている。定期比率は70.1%で、定期利用者が7割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で24.6%減、定期利用者は32.5%減、定期外利用者は4.0%増となっている。

  

鉄道コム

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