【関西各駅探訪第1372回】京阪石山坂本線瓦ヶ浜駅

瓦ヶ浜

【路面電車らしい千鳥配置のホームが特徴】

京阪石山坂本線瓦ヶ浜駅は滋賀県大津市にある。石山から2駅目にある駅で、比較的琵琶湖に近いところに駅がある。電車はデータイムに毎時6本10分毎の運転。平日朝ラッシュ時7時台に9本が運転。平日夕方ラッシュ時18時台には8本が運転されている。瓦ヶ浜駅は1914年1月17日に大津電車軌道別保(現在の粟津)駅移設に合わせて開業した。1927年1月21日に会社合併により琵琶湖鉄道汽船の駅となった。1929年4月11日に会社合併により京阪電気鉄道の駅となった。1943年10月1日に会社合併により京阪神急行電鉄の駅となった。1944年8月15日に営業を一時廃止、翌1945年12月1日に営業を再開した。1949年12月1日に会社分離により京阪電気鉄道の駅となった。

瓦ヶ浜

駅構内は地上ホーム2面2線で、ホームは上下踏切を挟んで千鳥配置になっている。

瓦ヶ浜

改札は上下ホーム個別にあり、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。

瓦ヶ浜

踏切を挟んで上下改札が向かい合う形になっている。

瓦ヶ浜

出口は上下ホームに各1ヶ所で間を挟む南北を走る道路上に出られる。

瓦ヶ浜駅の2017年度1日あたりの乗車人員は803人で、うち定期利用者は482人となっている。定期比率は60.1%で、定期利用者が6割以上を占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で39.5%増、定期利用者は59.7%増、定期外利用者は17.3%増となっている。