【関西各駅探訪第1327回】近鉄長野線川西駅

川西

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【富田林市のシンボルとも言えるPL塔を望める駅】

近鉄長野線川西駅は大阪府富田林市にある。単線の高架駅で、富田林の市街地を望むことができ、PL塔も見える。電車は各駅に停車する大阪阿部野橋直通の準急が中心に運転されており、朝夕ラッシュ時には急行も運転されている。データイムに毎時4本の運転。平日朝ラッシュ時上り7時台には急行2本、準急2本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台には急行2本、準急2本が運転されている。いずれも大阪阿部野橋直通で、線内運転は早朝深夜に限られている。川西駅は1911年8月15日河南鉄道の学校前(現在の富田林西口)~滝谷不動間に川西駅として新設開業した。1919年3月8日に河南鉄道が大阪鉄道に社名変更された。1920年4月16日に営業を休止、同年9月11日に廿山駅として営業を再開した。1933年4月1日に河西駅に再改称された。1943年2月1日に関西急行鉄道が大阪鉄道を合併し、同社の長野線の駅となった。1944年6月1日に戦時統合により南海鉄道と合併し近畿日本鉄道の駅となった。1982年9月12日に高架化が完成した。2007年4月1日からPITAPAなどICカードの利用が可能になった。

川西

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駅構内は高架ホーム1面1線で、ホーム有効長は21m級車両5両分ある。ホームからはPL塔が見える。

川西

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ホームから改札がある地上へはエスカレータが設置されているが、エレベータの設置はない。

川西

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改札は有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。

川西

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出口は1ヵ所で高架下に出られる。駅の東西に出ることができるが、駅周辺は駐輪場が整備されているだけで、バス路線などの乗り入れはない。

川西 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2018年度 1,945 1,155 790 59.4%
2008年度 2,021 1,278 743 63.2%
対08年度比 96.2% 90.4% 106.3%  

川西駅の2018年度1日あたりの乗車人員は1,945人で、うち定期利用者は1,155人となっている。定期比率は59.4%で、定期利用者は6割弱となっている。10年前の2008年度と比較すると全体で3.8%減、定期利用者は9.6%減、定期外利用者は6.3%増となっている。

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