【丘陵地に広がる未来都市彩都の中心駅】
大阪モノレール彩都線彩都西駅は大阪府茨木市にある。彩都線の終点で、ここから彩都の中地区、東地区へと延伸する計画があったが、彩都自体の計画が縮小されてしまったため、当駅が彩都線の終点となった。電車はデータイムに毎時3本20分毎の運転で、平日朝ラッシュ時8時台には8本が運転。平日夕方ラッシュ時18時台には6本が運転されている。彩都西駅は2007年3月19日に開業した。
駅構内は高架ホーム1面2線で、ホーム有効長は4両分となっている。ホームは6両編成まで延伸可能な構造になっている。
電車は1番線に到着後、北側にある引上げ線に一旦引き上げてから2番線に入線する。
引上げ線は3本あり、将来本線用となる予定だった2本と引上げ線1本がある。
改札は高架駅ながら地形の関係で橋上駅舎になっており、ホームから橋上駅舎へはエレベータが設置されている。
エスカレータは上りのみが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。大阪モノレール各駅と同様にレンタサイクルを取り扱っている。
出口は2ヶ所で東西に出られる。西口は駅前広場になっており、コンビニや商業店舗などがある。
東口にはロータリーがあり、阪急バスの路線バスが乗り入れている。阪急バスはここから阪急茨木、JR茨木、千里中央などへ路線を運行している。
彩都西 | 乗車 | |||
---|---|---|---|---|
年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 5,012 | 2,921 | 2,091 | 58.3% |
2008年度 | 2,262 | 1,216 | 1,046 | 53.8% |
対08年度比 | 221.6% | 240.2% | 199.9% |
彩都西駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,012人で、うち定期利用者は2,921人となっている。定期比率は58.3%で、定期利用者が6割近くを占めており、定期利用が多い。10年前の2008年度と比較すると全体で121.6%増、定期利用者は140.2%増、定期外利用者は99.9%増となっており、定期利用者を中心に倍増の数値となっている。開業から10年経って彩都の開発が進み、利用者を増やしている。