【ホームから二上山が望める】
近鉄南大阪線坊城駅は奈良県橿原市にある。橿原神宮前から2つ目の駅で、駅からは二上山を望むことができる。尺土以遠各駅に停まる区間急行以下が停車する。データイムは準急と普通のみの運転で、準急が2本、普通が2本それぞれ30分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台には区間急行1本、普通4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り19時台には準急2本、普通2本が運転されている。坊城駅は1929年3月29日に大阪鉄道古市~久米寺(現在の橿原神宮前)間延伸とともに開業した。1943年2月1日に関西急行鉄道に合併され関西急行鉄道天王寺線の駅となった。1944年6月1日に会社合併により近畿日本鉄道南大阪線の駅となった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は区間急行停車に対応して6両分ある。
改札は地下にあり、ホームからは地下改札へは階段のみのアクセスで、車椅子用のスロープが設置された専用の出口を設置してバリアフリーに対応している。
改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
南北間の自由通路と駅構内の通路は柵で仕切られた簡易的な造りになっている。
出口は2ヶ所で南北に出られる。北口は狭く駅前には車が乗り入れできない。
南口は地下からの出口と車椅子用のスロープの出口が同じ位置にある。
南口には駐輪場が整備されており、小さなロータリーも設置されている。
坊城 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,758 | 1,213 | 545 | 69.0% |
2007年度 | 1,781 | 1,201 | 580 | 67.4% |
対07年度比 | 98.7% | 101.0% | 93.9% |
坊城駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,758人で、うち定期利用者は1,213人となっている。定期比率は69.0%で、定期利用者が7割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で1.3%減、定期利用者は1.0%増、定期外利用者は6.1%減となっている。