【新幹線連絡に加えなにわ大食堂も開業した御堂筋線北側の核となる駅】
大阪メトロ御堂筋線新大阪駅は大阪市淀川区にある。JR東海道・山陽新幹線、JR京都線と連絡する駅で、近年はビジネス街としても発展しており、御堂筋線の拠点駅の一つになっている。御堂筋線新大阪駅はJR京都線の西側の新御堂筋沿いにある。このため、JR在来線との乗り換えは少し距離がある。電車はデータイムに毎時15本4分毎の運転で、当駅始発終着電車が8分毎に設定されている。千里中央方面へは8分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時下りなかもず方面行き8時台に19本が運転されている。うち6本が当駅始発となっている。平日夕方ラッシュ時上り千里中央方面行き18時台には18本が運転されており、うち6本が当駅止まりとなっている。新大阪駅は1964年9月24日の御堂筋線梅田から当駅までの延伸と同時に開業した。
駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は18m級車両10両分ある。
千里中央方には引き上げ線があり、当駅始発終着電車がここで折り返している。
中百舌鳥方にも上下渡り線があり、構内折り返し運転も可能な構造になっている。
ホームは新幹線の高架下にあり、高架の御堂筋線を越えるため新幹線の高架は地上4階部にある。
ホームから改札があるコンコースへはエレベーター、エスカレーターが設置されている。
中改札付近には駅リニューアルにより、コンコースにベンチが設置され憩いの場となっている。
改札は4ヶ所あり、北東改札、北西改札、中改札、南改札がある。
中改札がメインで、新幹線乗り換えや高架下の名店街に近い。有人改札で、ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
北東改札はホテルラフォーレ新大阪などに繋がっている。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
北西改札は北東改札の向かいにあり、なにわ大食堂がある。
南改札は西中島南方側にある。有人改札でICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。
出口は7ヶ所ある。中改札に繋がる5号出口はJR新大阪駅方面への連絡通路になっており、飲食店や土産物店が並んでいる。
6号出口は新御堂筋沿いのJRハイウェイバス乗り場にある。
1号出口は北東改札に繋がっている。
2号出口も北東改札に繋がっている。
2号出口付近には駐輪場が設置されている。
4号出口は北西改札に繋がっており、新御堂筋西側の阪急バスターミナル方面に出られる。
高架下には阪急高速バスのターミナルがある。
2016年3月30日にオープンした新なにわ大食堂は御堂筋線新大阪駅北東改札付近にある。
7号出口は南改札に繋がっており、新大阪駅南側に出られる。西側にはJR網干総合車両所宮原支所の線路が広がっている。
7号出口付近には駐輪場が設置されている。
新大阪 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 73,407 | 15,206 | 58,201 | 20.7% |
2002年度 | 53,429 | 17,116 | 36,313 | 32.0% |
対02年度比 | 137.4% | 88.8% | 160.3% |
新大阪駅の2017年度1日あたりの乗車人員は73,407人で、うち定期利用者は15,206人になっている。定期比率は20.7%で、定期利用者は2割ちょっととかなり少ない数値になっている。2002年度と比較すると全体で37.4%増、定期利用者は11.2%減、定期外利用者は60.3%増となっており、定期利用者は減少したが、定期外利用者が大幅に増加している。