【狭いところにJR・阪急・阪神の3社が行き交うが競合する駅はない】
神戸高速鉄道東西線(阪急神戸高速線)花隈駅は神戸市中央区にある。かつては神戸高速鉄道が駅業務までを管理し、電車の運行は阪急が受け持っていたが、2010年10月1日から駅業務も阪急が行うようになった。特急以下全ての電車が停車し、昼間時は梅田〜新開地間運転の特急のみが10分毎に停車する。花隈駅は1968年4月7日に神戸高速鉄道開通とともに開業した。
駅構内は地下化されており、ホーム2面2線で、開業当時からあまり変わらぬすがたのため、かなりレトロな造りの地下駅となっている。
ホーム有効長は阪急神戸本線特急に合わせて18m級車両8両分となっている。10両編成乗り入れはできないため、阪急神戸本線特急や通勤特急は平日朝ラッシュ時に神戸三宮で増結作業を行う。
神戸三宮方に坑口があり、高架線から地下まで下りるため、急勾配となっている。
改札は2ヶ所あり、東口と西口がある。西口が有人改札になっており、地上に改札がある。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されており、自動改札機は神戸高速型の緑の自動改札機が設置されている。自動券売機は阪急型の自動券売機に置き換わっている。
東口は無人化されており、地下に改札がある。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。
出口も2ヶ所で、東西それぞれ1ヶ所ずつにある。南側にはJR神戸線が走っているが、駅はなく、連絡などはしていない。
東口は地下に改札があるため、出入口は階段があるのみとなっている。
花隈駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,577人で、うち定期利用者は1,967人で、定期比率は43.0%となっており、50%を割る数値となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で28.5%増、定期利用者は25.5%増、定期外利用者は30.8%増となっている。