【関西各駅探訪第42回】~阪堺上町線住吉公園駅~

住吉公園

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【南海高架下に路面電車が発着していた今はなき上町線のターミナル】

1.概要

阪堺上町線住吉公園駅は1913年7月2日に開業した。上町線の最初の開業が1900年9月で、それから13年の時を経ての開業となった。長らく上町線の終点として親しまれていたが、2016年1月30日をもって営業運転を終了し、住吉~住吉公園間は廃止となる。

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2.駅周辺

西側すぐ隣に南海本線住吉大社駅がある。南海本線住吉大社駅西側は住吉公園となっている。東側には阪堺線が走っており、住吉鳥居前電停がある。その向こう側には住吉大社がある。駅前の通りは住吉大社への参詣道となっており、初詣の時期には参拝客で混み合う。

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3.駅構内

ホーム2面2線で1番線は両側をホームで挟まれている。停留所のため、改札はなく、車内で精算を行う。1番線、2番線のホームには水槽が設けられ、中には金魚が入れられている。また、駅入り口には店舗があり、居酒屋と串揚げの店が軒を並べている。下町風情溢れる駅構内となっている。

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4.ダイヤ

2016年1月30日最終日までの末期ダイヤでは、平日ダイヤで5往復、土休日ダイヤでは4往復の運転となっていた。平日、土休日ともに朝の8時台で運転が終了する日本一早い終電と呼ばれていた。末期ダイヤは非常に寂しい運行形態となっていたが、正月三箇日は大増発され、昼間も8分間隔の運転となっていた。2016年1月1日、2日、3日も正月ダイヤで運行され、最後の正月も賑やかに終わった。

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