【歴史ある鳥見白庭山が駅名の由縁】
近鉄けいはんな線白庭台駅は、奈良県生駒市にある。生駒から1駅だが、間には奈良線の東生駒もあり、そこからトンネルを抜けて、トンネルとトンネルの間の掘割の中にある。生駒からは5.1㎞とかなり駅間距離が長くなっている。白庭台駅は2006年(平成18年)3月27日にけいはんな線生駒〜学研奈良登美ヶ丘間開通とともに開業した。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの使用が開始された。
白庭台駅は対向式ホーム2面2線で、トンネルとトンネルに挟まれた掘割の中にホームがある。このため、駅構内は地下のような感じで、昼間は日が射してくるスペースもあるが、駅構内はあまり明るくない。
ホームから地上部へ上がると改札があり、ICカード対応の自動改札機が設置されている。改札は地上1階にあり、有人改札となっている。
駅前のロータリーからは、奈良交通のバス路線も発着している。白庭台など周辺の住宅地と当駅、さらには生駒駅、東生駒駅方面への路線がある。
駅周辺は商業ビルが建っており、南口には病院も隣接されているので、そこそこ賑やかだが、人通りは少なく、駅へ来る人は車を利用していることが多い。
白庭台駅の2014年度の1日あたりの乗車人員は、4,192人で、うち定期利用者は2,629人となっている。開業初年の2006年度と比べると78%強ほど利用者が増加している。定期外利用者の増加が大きく、倍以上の利用となっているのは、駅周辺の整備ができたことも大きいだろう。けいはんな線内の比較で言えば、隣の学研北生駒駅よりも利用者は多いが、終点の学研奈良登美ヶ丘とは水をあけられている。
コメント