近鉄京都線データイムダイヤ【2021年7月3日変更】

22651F特急京都

近鉄京都線データイムダイヤ【2021年7月3日変更】

1.概要

近鉄京都線データイムダイヤは、竹田〜新田辺間で毎時13本が運転されている。1時間あたり特急3本、急行4本、普通6本が運転されている。竹田から京都市営地下鉄烏丸線に直通する電車が毎時3本あるため、京都〜竹田間は毎時10本の運転となっている。新田辺〜大和西大寺間は1時間あたり特急3本、急行4本、普通3本の運転となる。2021年7月3日ダイヤ変更で、京奈特急が毎時1本削減されたが、それ以外は2020年3月14日ダイヤ変更のダイヤを踏襲している。
特急の停車駅は近鉄丹波橋、大和西大寺で、橿原神宮前行きは橿原線内、西ノ京、大和八木に停車する。京都線内では2002年3月20日ダイヤ変更で近鉄丹波橋が停車駅となって以来変わっていない。
急行の停車駅は東寺、竹田、近鉄丹波橋、桃山御陵前、大久保、新田辺、新祝園、高の原、大和西大寺、新大宮。橿原神宮前行きは橿原線内では西ノ京、近鉄郡山、平端、田原本、大和八木、八木西口、畝傍御陵前に停車する。京都市営地下鉄直通の急行は竹田から烏丸線内は各駅に停車する。

1031F急行大和西大寺

2.2021年7月3日ダイヤ変更

特急は2021年7月3日ダイヤ変更で、奈良行きが毎時1本減便されて、毎時3本の運転となった。等間隔にはならず橿原神宮前行きが30分毎の運転で、奈良行きは60分毎の運転で従来と同じ京都発毎時50分に設定されている。平日の特急は一部の列車が2両編成で運転されるようになった。土休日は従来通り4両編成以上で運転されている。
急行は運転本数は変わらないが、平日ダイヤでは一部列車が4両編成で運転され、大和西大寺行きも設定されている。土休日ダイヤでは4両編成は早朝、深夜にあるだけで昼間時は全て6両編成で運転されている。

22653F特急橿原神宮前

3.特急ダイヤ

特急は毎時3本の運転で、橿原神宮前行き2本、奈良行き1本が運転されている。2021年7月3日ダイヤ変更以前は毎時4本の運転で、奈良行きも2本が運転されていた。コロナ禍による列車運休などを経て、ダイヤ変更で毎時1本が削減される形となった。
特急は下りが京都発毎時10・40分が橿原神宮前行き、毎時50分が奈良行きとなっており、橿原神宮前行きは30分毎の等間隔になっている。上り大和西大寺発は毎時25・55分が橿原神宮前発、毎時45分が奈良発となっている。2021年7月3日ダイヤ変更以前は、奈良行き特急も30分毎の等間隔で運転されていた。
特急の所要時間は京都〜大和西大寺間は29〜30分で、京都〜近鉄奈良間は35分となっている。京都〜橿原神宮前間は54分(下り最速)かかる。
特急は4両編成を基本に、2021年7月3日ダイヤ変更からは平日に限り2両編成の列車も運転されるようになった。京都〜橿原神宮前間、京都〜奈良間ともに2両編成の特急が設定されている。

50102F観光特急しまかぜ

8607F急行奈良

4．急行ダイヤ

急行は京都発が3本、地下鉄烏丸線国際会館発が1本運転されている。京都発は毎時12・27・42分で、15分毎の運転で57分発が欠いた形になっている。竹田から国際会館発が57分のスジに入り、毎時4本の運転となる。但し等間隔にはなっておらず、橿原神宮前行きのみ30分毎の等間隔になっている。
上り大和西大寺発では、毎時08・18・37・49分発の運転で、08分が近鉄奈良発の国際会館行き、37分が近鉄奈良発の京都行き、18分、49分が橿原神宮前発となっている。
急行は京都〜大和西大寺間は下りが40〜44分かかる。上りは42〜46分かかる。
急行は6両編成で運転されている。烏丸線直通には京都市営地下鉄10系と地下鉄直通仕様の近鉄3200系・3220系が運用されている。2021年7月3日ダイヤ変更からは昼間に1運用だけ4両編成の急行が登場している。同変更では大和西大寺止まりの急行も数本設定されている。
京都発毎時12分と42分の急行は大久保で4分停車する。42分発の急行は特急奈良行きを待避するが、12分発は時間調整のための待避となっている。毎時20分発の京奈特急が運転されていた時のダイヤが踏襲されている。このようなエアー待避は予定臨時列車のためなどにかつては行われていたが、大手私鉄の主要路線でこのようなエアー待避が残っているのは珍しい。利用者本位のダイヤでなくなってきているのではないかと懸念される。
上り急行は2本が大久保で特急待避し、1本は新祝園で特急待避している。なお、地下鉄直通の急行は上下とも特急待避はない。

1022F普通橿原神宮前

5．普通ダイヤ

普通は京都発が毎時4本、京都市営地下鉄国際会館発が毎時2本運転されている。京都発は毎時16・31・46・58分に運転されている。1サイクルを除いて15分の等間隔になっている。31分発が新田辺行きで、他は橿原神宮前もしくは大和西大寺行きで運転されている。地下鉄直通の国際会館発の普通は全て新田辺で運転されている。
普通は下り京都発毎時16分の電車が上鳥羽口で急行に、毎時46分発の電車が特急に追い抜かれる。毎時58分発の電車は竹田で国際会館発の急行と連絡する。また、国際会館発の普通は竹田で急行と連絡してから出発するダイヤになっている。
向島では毎時2本が特急を待避し、さらにもう1本は急行と特急を2本待避を行う。優等列車の運転間間隔にバラつきがあるため、下り向島発の時点では普通は毎時00・05・20・31・36・50分発と最小5分、最大15分の間隔となっている。大久保では毎時1本が特急と急行の2本待避を行うが、ほかの電車は待避はない。新田辺では1本が特急待避、もう1本が特急と急行の2本待避を行う。残りの1本は待避がなしで、新田辺発車時点では20分毎の等間隔になるダイヤが組まれている。
新祝園では全ての普通が急行と緩急接続を行う。一部は特急との2本待避となっている。新祝園から大和西大寺までは待避はない。
上りは新祝園での待避はない。新田辺で2本は急行、特急の待避を行う。新田辺からは当駅始発が3本加わり、新田辺発時刻は以下となる。新田辺発毎時03当駅始発京都・15・28・40当駅始発国際会館・47・58当駅始発国際会館。

1112F普通国際会館

大久保では特急待避する電車が毎時2本ある以外は追い抜きはない。向島では6本中4本が3本待避し、もう1本が急行待避を行う。地下鉄烏丸線直通の普通は竹田で1本が急行と連絡する。

普通は京都発が4両編成で、地下鉄烏丸線直通は6両編成が使用されている。地下鉄烏丸線直通は市営地下鉄10系か、近鉄3200系、3220系が限定で運用される。