京阪本線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2021年9月25日変更】

6008F快速急行出町柳

京阪本線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2021年9月25日変更】

1．概要

京阪本線平日夕方ラッシュ時ダイヤは2021年9月25日変更前は20分サイクルだったが、ダイヤ変更で12分サイクルになった。12分毎の運転といっても完全にパターン化されていない。京橋発17時台には特急5本、快速急行1本、急行2本、準急5本、区間急行3本、普通5本が運転されている。18時台にはライナー1本、特急5本、快速急行4本、急行1本、準急7本、区間急行1本、普通5本が運転されている。19時台にはライナー1本、特急5本、快速急行4本、準急6本、普通5本が運転されている。特急と普通は毎時5本概ね12分毎の運転だが、快速急行と準急はあまりパターン化されていない。
夕方ラッシュ時は朝ラッシュ時のように守口市を通過する通勤快速急行や通勤準急の設定はない。

2．2021年9月25日ダイヤ変更

8006Fライナー出町柳

特急は毎時6本の運転から毎時5本の運転となった。概ね12分毎の運転となった。ライナーは淀屋橋発18時00分1本が増発された。これによりライナーは夕方に2本が運転されるようになった。
快速急行は20分毎の運転から運転間隔が変更され、等間隔の運転ではなくなった。淀屋橋発17時37分、18時06分、18時28分の3本は出町柳行きとなった。淀屋橋発18時41分、19時06分、19時18分、19時30分、19時42分は樟葉行きとして運転されており、これに加えて中之島発18時42分も樟葉行きとして運転されている。
急行は淀屋橋発17時26分、17時49分、18時15分の3本の運転となった。ダイヤ変更前は18時03分、18時23分、18時43分に淀行きが設定されていたが、ダイヤ変更で全て樟葉行きとなった。
準急は17時台に中之島始発2本が削減され、代わりに淀屋橋始発が3本増発された。18時台、19時台には中之島発が各1本削減された。
区間急行は中之島始発が1本増発された。17時台に淀屋橋発1本、中之島発3本が運転されている。

3．特急

3002F特急出町柳

特急は毎時5本12分毎に運転されている。全て淀屋橋～出町柳間の運転となっている。ライナーが運転されるスジでは11分や13分の間隔となるがほぼ等間隔に運転されている。データイムの特急は8000系に統一されたが、夕方以降は3000系を使用する列車もある。8000系、3000系を使用する列車にほプレミアムカーが連結されている。3扉ロングシート車を使用する列車も少なくなったが残存している。
特急の停車駅は終日同じで、淀屋橋から北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条。淀屋橋〜出町柳間の所要時間は
特急は車種を問わず全て8両編成で運転されている。

4.ライナー

8005Fライナー出町柳

ライナーは淀屋橋～出町柳間に18時台に1本、19時台に1本運転されている。ダイヤ変更前は淀屋橋発19時00分1本のみだったが、同変更で増発された。淀屋橋発18時00分1本が増発されて夕方の時間帯には2本が運転されるようになった。停車駅は特急と同じで、北浜、天満橋、京橋、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条で、8000系を使用し、全車指定で運転されている。乗車するには乗車券のほかライナー券が必要となる。ライナー券は京橋から樟葉までが300円、中書島以遠へは380円で、プレミアムカー利用の場合はプレミアムカー料金が適用される。
淀屋橋から丹波橋までは偶数号車のみ扉が開閉し乗降できるようになっている。七条〜出町柳間では全て車両の扉が開き、同区間の乗車だけであればライナー券は不要となる。
ライナーは座席確保を目的とした有料列車だが、プレミアムカーとは違い、通常の転換クロスシートが有料となるためお得感はあまりない。プレミアムカーは人気が高いが、ライナーは決して人気がある列車とは言えない。3000系、8000系の特急にはプレミアムカーが連結されており、座席需要にはそちらの利用も考えられる。ライナーは増発されたが、一般列車は減便されているため前よりも混雑が悪化した電車が多くなっている。京阪としては客単価の高いライナーは収益力のある列車になるのかもしれないが、利用者にとってはあまりありがたい列車とは言えない。

4．快速急行

6001F快速急行樟葉

快速急行は淀屋橋〜出町柳、樟葉間の運転が主体で、1本だけ中之島〜樟葉間の運転がある。ダイヤ変更前は全て樟葉行きだったが、新設された淀屋橋発17時37分、18時06分、18時28分の3本は出町柳行きとなった。淀屋橋発18時41分以降は樟葉行きが従来通り運転され、18時41分、19時06分、19時18分、19時30分、19時42分の5本が運転されており、概ね12分毎の運転となっている。この他に中之島発18時42分にも樟葉行きが設定されている。快速急行は8両編成を主体に運用されているが、この時間帯の列車は3000系の使用はない。2021年9月25日ダイヤ変更で、淀屋橋発の時間帯が一部変更されている。前ダイヤと比較すると淀屋橋発19時18分の樟葉行きが1本増発された形になっている。快速急行は淀屋橋発19時06分、19時30分と中之島発18時42分の列車が7両編成で、それ以外は8両編成を使用している。

快速急行の停車駅も終日同じで、淀屋橋から北浜、天満橋、京橋、守口市、寝屋川市、香里園、枚方市、樟葉、中書島、丹波橋、七条、祇園四条、三条。

5．急行

10002F急行樟葉

急行は淀屋橋～樟葉間の運転で、淀屋橋発17時26分、17時49分、18時15分の3本が運転されている。2021年9月25日ダイヤ変更以前は、18時台に20分毎に3本淀まで運転されていたが、同変更により運転時間帯が繰り上がり、樟葉行きとなった。急行は快速急行を補完する形で設定されている。急行は淀屋橋発17時49分の列車が7両編成で、17時26分と18時15分の列車は8両編成を使用する。

急行の停車駅も終日同じで、淀屋橋から北浜、天満橋、京橋、守口市、寝屋川市、香里園、枚方公園、枚方市。

6．準急

13026F準急出町柳

準急は17時台に6本、18時台に7本、19時台に6本が運転されている。淀屋橋発と中之島発があり、17時台は全て淀屋橋始発で、18時台は淀屋橋発が4本、中之島発が3本の運転となっている。19時台は淀屋橋発が3本、中之島発が3本の運転となっている。17時台は出町柳行き3本、樟葉行き1本、枚方市行き2本の運転、18時台は出町柳行き5本、樟葉行き1本、枚方市行き1本の運転、19時台は出町柳行き5本、枚方市行き1本の運転となっている。準急は7両編成が主体で、8両編成を使用するのは淀屋橋発19時51分の枚方市行き1本のみとなっている。準急の停車駅も終日同じで、淀屋橋から北浜、天満橋、京橋、守口市、萱島以遠の各駅。

7．区間急行

13023F区間急行枚方市

区間急行は17時台のみの運転で、淀屋橋発1本、中之島発3本が運転されている。2021年9月25日ダイヤ変更以前のダイヤでは全て萱島行きで運転されていたが、同変更により中之島発17時51分の列車は枚方市行きとなった。区間急行は7両編成が基本で、中之島発17時28分の列車のみ6両編成での運転となっている。区間急行の停車駅も終日同じで、中之島～京橋、淀屋橋～京橋までの各駅と守口市以遠の各駅となっている。

8．普通

13033F普通萱島

普通は中之島始発が主体で、中之島発の準急が増える時間帯には淀屋橋始発も運転されている。17時台には中之島～出町柳間の普通が2本、中之島～枚方市間の普通が1本、中之島～萱島間の普通が1本、淀屋橋～萱島間の普通が1本運転されている。18時台には中之島～萱島間の普通が3本、淀屋橋～枚方市間の普通が1本、淀屋橋～萱島間の普通が1本運転されている。19時台には中之島～萱島間の普通が3本、淀屋橋～萱島間の普通が2本運転されている。普通は概ね12分に1本の割合で運転されている。京橋～守口市間では快速急行、急行、準急が続行で運転されているため、守口市で2本待避を行う列車も多く、3本待避する列車もある。
普通は6両、7両、8両編成が使用されている。中之島発17時35分、淀屋橋発17時55分、淀屋橋発18時43分、中之島発18時51分、中之島発19時21分の列車は6両編成を使用している。中之島発18時00分と中之島発19時51分の普通は8両編成で運転されている。