京都丹後鉄道宮舞線・宮豊線ダイヤ【2022年3月12日改正】

KTR701

1．概要

2022年3月12日ダイヤ改正では、宮福線から直通する快速丹後あおまつが廃止された。観光列車丹後あかまつは運転時刻が変更された。西舞鶴発8時10分と9時18分の普通の運転が見直され、8時10分の普通宮津行きが8時42分発の普通豊岡行きになり、9時18分の普通豊岡行きは廃止された。9時18分の普通廃止により、9時56分発の普通網野行きが9時42分に繰り上がった。
西舞鶴発13時37分の普通豊岡行きは行先が峰山に変更された。西舞鶴発15時37分の普通豊岡行きは網野行きに変更された。この折り返しとなる上り普通も豊岡発が峰山発、網野発に変更された。上りではこのほか天橋立発17時06分の普通西舞鶴行きが廃止された。

KTR8000特急たんごリレー

2．ダイヤ

京都丹後鉄道宮舞線はかつては特急の運転もあったが、今は快速と普通の運転のみとなっており、特急の運転はない。宮舞線は下り早朝に快速が1本運転されているだけで、その他は全て普通列車が運転されている。快速は西舞鶴発6時10分で、丹後由良、栗田に停車する。普通は下り19本、上り19本が運転されており、概ね毎時1本の運転となっている。大半の列車が宮津から宮豊線に直通している。この他に観光列車丹後あかまつが西舞鶴～天橋立間に2往復運転されている。運賃に加えて乗車整理券550円が必要で、土休日を中心に運転される。

宮豊線では特急、快速、普通の3種類が運転されている。特急は京都から宮福線経由で天橋立、豊岡へ運転される特急はしだてと福知山から宮福線を経由して網野、久美浜、豊岡へ運転される特急たんごリレーが運転されている。特急はしだては京都～天橋立間に3往復が運転されており、この3往復はJR西日本の287系、289系を使用する。久美浜へ1往復が運転されており、久美浜～豊岡間は快速で運転されている。久美浜行きのはしだてはKTR8000を使用する。特急の宮豊線内の停車駅は宮津から天橋立、与謝野、京丹後大宮、峰山、網野、夕日ヶ浦木津温泉、久美浜となっている。快速は特急はしだて、特急たんごリレーの末端部のみで、快速単独の運転はない。

普通は西舞鶴～豊岡間の運転を中心に、下り18本、上り18本が運転されている。豊岡行きが主体で運転されているが、ダイヤ改正で、豊岡行き2本が峰山行き、網野行きに変更され、網野～豊岡間では2往復が削減された。同区間では昼間時最大2時間ほど間隔が空く時間帯ができた。普通にはKTR700、KTR800が使用されている。