JR奈良線データイムダイヤ【2022年3月12日改正】

221系NC608みやこ路快速

1．概要

JR奈良線データイムダイヤは2022年3月12日改正でも運転パターンは大きな変化はなかった。改正前と同様に30分サイクルで運転されている。30分サイクルにみやこ路快速、奈良行き普通、城陽行き普通が各1本運転で、1時間あたり6本の運転となっている。

複線と単線が混在する路線としてはほぼ限界の運転本数と思われる。2022年2月27日には新田～城陽間の複線化が完成し、計画されている複線化工事が徐々に完成しつつある。現在工事中のJR藤森～宇治間の複線化が完成した時には増発やスピードアップが行われるだろう。

221系NC609みやこ路快速

2．みやこ路快速

みやこ路快速は京都～奈良間に30分毎の運転で、宇治で普通と緩急接続する。停車駅は京都から東福寺、六地蔵、宇治、城陽、玉水、木津、奈良。使用車両は221系で4両編成または6両編成で運転されている。

京都～奈良間の所要時間は下り45分、上り49分。上りは下りみやこ路快速との行き違いのため、棚倉に運転停車するため、所要時間が延びている。将来的にはJR藤森～宇治間が複線化されるので、スピードアップが行われると棚倉での運転停車などは解消され、所要時間も多少は短縮されるだろう。

3．普通

普通は京都～奈良間と京都～城陽間の運転で、それぞれ30分毎の運転。毎時4本の運転だが、15分の等間隔にはなっていない。奈良行きは宇治でみやこ路快速と緩急接続する。

使用車両は阪和線から転属してきた205系4両編成が基本で、221系も使用されている。103系は2022年3月12日改正で運用を離脱し、221系に置き換えられた。

221系普通と205系普通