【近鉄御所線近鉄新庄と競合する】
JR和歌山線大和新庄駅は奈良県御所市にある。近鉄御所線近鉄新庄駅が近くにあり、競合関係にあるが、この辺りは完全に車社会となっており、鉄道同士の競合はあまり激しくない。大和新庄駅は1896年5月10日に南和鉄道の新庄駅として開業した。1904年12月9日に関西鉄道の駅となり、1907年10月1日に国有化された。1915年9月11日に大和新庄に改称された。
駅構内はホーム1面1線で、ホーム有効長は20m級車両6両分ある。かつては2面2線だったが、行き違い設備が撤去されて、現在の形になった。
改札は1ヶ所で西側にある。無人化されており、ICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
出口も1ヶ所で、駅前には小さなロータリーがあり、葛城市のコミュニティバスが発着している。
大和新庄駅の2015年度1日あたりの乗車人員は400人で、うち定期利用者は302人となっている。定期比率は75.5%で、7割以上が定期利用者となっている。10年前の2005年度と比較すると全体で4.2%増、定期利用者は4.1%増、定期外利用者は4.3%増といずれも微増となっている。