【関西各駅探訪第387回】JR奈良線東福寺駅

~シーズン中には観光客行楽客でごった返す京阪との乗換駅~

東福寺

東福寺

JR奈良線東福寺駅は、京都市東山区にある。京阪本線との乗り換え駅で、行楽シーズンには東福寺などへ観光に訪れる客と京阪への乗り換え客で混雑する。奈良線の駅としては後発となる1957年12月27日に開業。当初は京阪にきっぷの販売などの改札業務を委託していた。JR発足後もこの状況が続いていたが、1993年12月5日に橋上駅舎が完成して、JR西日本が自社で改札業務を行うようになった。2001年10月1日ダイヤ改正からは快速が停車するようになった。2011年には京阪との連絡改札が完成した。

東福寺

東福寺

ホーム2面2線で、奈良線の最大編成両数である6両編成停車に対応している。駅構内でホームカーブしているため、見通しはよろしくない。

東福寺

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奈良線下りホームと京阪本線下り出町柳方面行きホームの間に連絡改札が設置された。

東福寺

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改札は1ヶ所で、橋上駅舎内にある。ICカード対応の自動改札機や自動券売機が設置される有人改札となっており、みどりの窓口も設置されている。その他に先述した連絡改札がある。

東福寺

東福寺

出口は1ヶ所で、東側にのみ出られる。西側へのアクセスが悪いが、行楽シーズンには混雑緩和のため、下りホーム奈良方に臨時改札が設けられ、踏切付近に出られるようにしている。

JR東福寺駅の2016年度1日あたりの乗車人員は9,601人で、うち定期利用者は5,014人となっている。定期比率は52.2%で、定期利用者は少ないわけではないが、定期外利用者が多いため、定期比率は低くなっている。10年前の2006年度と比較すると全体で55.4%増、定期利用者は35.2%増、定期外利用者は実に85.8%も増加しており、倍増に近い数値になっている。

  

鉄道コム

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