【関西各駅探訪第589回】近鉄大阪線大阪教育大前駅

大阪教育大前

【長大エスカレータで学舎まで直結!】

近鉄大阪線大阪教育大前駅は大阪府柏原市にある。大阪教育大への最寄駅で、駅からは同大学へ繋がる陸橋が延びており、その先には階段があり、直通のエスカレーターも設置されている。普段は準急以下の列車が停車するが、大学入試の時期には、一部急行が臨時停車する。大阪教育大前駅は、1991年12月6日に河内国分〜関屋間に新設された。大阪教育大柏原キャンパス開校に合わせて設置された。1992年10月には新玉手山トンネルが開通し、当駅から関屋までの線形改良が行われた。

大阪教育大前

駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。

大阪教育大前

駅舎は橋上化されており、改札は1ヶ所設置されている。ホームから駅舎へはエレベーター、エスカレーターが設置されている。

大阪教育大前

有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。自動券売機の設置はあるが、特急券、定期券の販売は行っていない。

大阪教育大前

出口は2ヶ所あり、東口がメインとなっている。山裾に駅があるため、駅周辺は狭い。

大阪教育大前

駅前にはロータリーがあり、大阪教育大まで近鉄バスも運行されている。駅から大阪教育大前に続くペデストリアンデッキがあり、その先には長大なエスカレータが設置されており、学舎がある山の上に直通している。東口の前には国道165号線が走っている。その向こうには西名阪自動車道が走っている。

大阪教育大前

西口は目の前を原川が流れており、山が迫っているため、駅周辺はかなり狭い。

大阪教育大前

受験シーズンなどには急行が臨時停車して、受験生をサポートしている。

大阪教育大前駅の2016年度1日あたりの乗車人員は3,159人で、うち定期利用者は2,364人となっており、定期比率は74.8%となっている。10年前の2006年度と比較すると全体で14.2%増、定期利用者は7.8%増、定期外利用者は38.7%増となっている

  

鉄道コム

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