【関西各駅探訪第375回】近鉄京都線新祝園駅

【JR学研都市線との連絡駅は急行も停車する精華町の中心駅】

新祝園

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近鉄京都線新祝園駅は京都府相楽郡精華町にある。2000年3月15日ダイヤ変更で急行停車駅となった。JR学研都市線と連絡しており、橋上駅舎同士が連絡橋で繋がっている。1928年11月3日に奈良電気鉄道桃山御陵前〜西大寺間開通とともに開業した。1963年10月1日に奈良電気鉄道が近畿日本鉄道に合併されて、近鉄の駅となった。1994年9月14日には橋上駅舎が完成した。この時JR学研都市線祝園駅と連絡橋で結ばれ、乗り換えが便利になった。

新祝園

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ホーム2面4線の橋上駅舎で、急行や普通が特急を待避したり、急行と普通が緩急接続を行う。

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ホームから改札、改札から出口へはエレベーターが設置されており、バリアフリーに対応している。

新祝園

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改札は1ヶ所で、有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。特急券や定期券の販売は行われていない。

新祝園

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出口は2ヶ所で、西口はJR学研都市線祝園駅側にある。新祝園駅と祝園駅の間は少しだけ離れており、間には駐車場や駐輪場などがある。

新祝園

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西口にはロータリーがあり、各方面へのバスが発着している。せいかガーデンシティなどがあり、街が開けている。

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東口にもロータリーがあるが、周辺は住宅地になっている。

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東口にあるロータリーからは精華町のコミュニティバスが発着している。

新祝園駅の2016年度1日あたりの乗車人員は7,631人で、うち定期利用者は4,811人となっている。定期比率は63.1%で、近年の傾向からすると普通の数値と言える。10年前の2006年度と比較すると全体で28.2%増、定期利用者は29.2%増、定期外利用者も26.6%増となっており、増加傾向にある。

  

鉄道コム

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