1.概要
会社名 | 神戸電鉄 |
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路線名 | 公園都市線 |
区間 | 横山~ウッディタウン中央 |
営業キロ | 5.5km |
駅数 | 4駅 |
平均駅間距離 | 1.84km |
所要時分 | 9分 |
表定速度 | 36.7km/h |
軌間 | 1067mm |
電気方式 | 1500V直流電化 |
線路 | 単線 |
保安方式 | ATS |
最高速度 | 80km/h |
最大編成両数 | 4両 |
神鉄公園都市線は横山とウッディタウン中央を結ぶ5.5kmの路線で、1991年に横山-フラワータウン間が開業し、1996年にウッディタウン中央まで延伸された新しい路線だ。電車は全て横山から三田線に乗り入れて三田まで直通している。このため三田線の横山~三田間は複線化されている。
駅番号 | 駅名 | よみがな | 駅間キロ | 営業キロ | 所在地 | 開業年月日 |
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KB27 | 横山 | よこやま | – | 0km | 三田市 | 1928年12月18日 |
KB31 | フラワータウン | ふらわーたうん | 2.3km | 2.3km | 三田市 | 1991年10月28日 |
KB32 | 南ウッディタウン | みなみうっでぃたうん | 2.2km | 4.5km | 三田市 | 1996年3月28日 |
KB33 | ウッディタウン中央 | うっでぃたうんちゅうおう | 1km | 5.5km | 三田市 | 1996年3月28日 |
2.歴史
神鉄公園都市線は1991年(平成3年)10月28日に横山~フラワータウン間の第一期区間が開業した。横山から三田線に乗り入れ、三田まで直通運転が行われた。全線にてワンマン運転を実施した。1995年(平成7年)11月26日には最高速度が80km/hに引き上げられた。1996年(平成8年)3月28日にフラワータウン~ウッディタウン中央間の第二期区間が開業した。
3.路線ガイド
横山は1面2線のスルー構造の平凡な配線で、三田方は複線に渡り線があるだけの単純な配線になっている。横山を出ると三田線が左にカーブして離れていく。公園都市線はそのまま真っ直ぐ進みトンネルに入る。丘陵地をトンネルで抜けて、掘割に出て1面2線のフラワータウンに着く。公園都市線は将来に備えて複線化の準備がなされており、駅は全て島式ホーム1面2線となっている。フラワータウンは弥生が丘や武庫ヶ丘の住宅地への最寄駅となっている。ここからニュータウン内を都市計画道路と並行して真っ直ぐ走る。ところどころ開発途上のところもあるが、次の南ウッディタウン、ウッディタウン中央周辺はほぼ開発が終わった感がある。南ウッディタウンはあかしや台、すずかけ台、けやき台などの住宅地が周辺にある。終点のウッディタウン中央はウッディタウンの中心にあり、サティが入ったショッピングセンターなどもある。ただしこのあたりは完全な車社会で非常に道路が整備されているので、買い物客が鉄道を利用することは稀で、通勤以外の時間帯は公園都市線はガラガラで走っている。
- 横山
- 横山
- 横山
- フラワータウン
- フラワータウン
- フラワータウン
- フラワータウン
- フラワータウン
- フラワータウン
- 南ウッディタウン
- 南ウッディタウン
- 南ウッディタウン
- 南ウッディタウン
- ウッディタウン中央
- ウッディタウン中央
- ウッディタウン中央
- ウッディタウン中央
- ウッディタウン中央
ウッディタウン中央から先も都市計画道路が延びており、公園都市線もこの先の延伸の計画もあるが、今のところ具体化していない。バブルがはじけて震災の影響で神戸や大阪の経済が落ち込んでいる現状から考えると三田地区の開発はひとまず区切りが付いたと思われるので、公園都市線の延伸は今後の関西経済の巻き返し次第ということになりそうだ。この先延伸を考えるなら舞鶴若狭自動車道の三田西付近の工業団地までが妥当なところだろう。