大阪メトロ66系【大規模な更新工事でフロントマスクが一変】

66605Fリニューアル車

66605F

会社名 大阪市交通局
形式 66系
使用線区 堺筋線・阪急京都本線・阪急千里線
制御方式 VVVFインバータ GTOサイリスタ・IGBT素子
主電動機 4極自己通風式三相かご形誘導電動機180kW
ブレーキ 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ
台車 MS-66
最高速度 110km/h
加速度 2.8km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 1990年
電気方式 直流1500V 架空電車線方式
軌間 1435mm
保安装置 ATC・ATS
座席定員 46(131)人先頭車
54(141)人中間車
車体・扉枚数・座席形状 18m級ステンレス製車体
3扉ロングシート
所属 東吹田検車場
編成 8両
既存両数 136両(2019年4月現在)
製造メーカー 川崎重工・近畿車輌

大阪メトロ66系は市交6号線(堺筋線)用の1500V直流の架空集電方式の車両。大阪メトロでは唯一の架空集電方式の車両で、先代の60系を置き換えるため、1990年に登場した。GTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御で、主電動機は阪急線内での高速運転に対応するため、180KWの高出力となった。2002年から再増備された5編成はIGBT素子によるVVVFインバータ制御となっている。


  投入当初は6両編成で製造され、1992年から8両編成化のため、中間車の増備が行われた。1994年には8両編成12本が揃い、60系非冷房車の置き換えが完了。これをもって66系の増備もひとまず完了した。2002年からは60系冷房車の置き換えのため、再増備され、2003年までに8両編成5本が製造され、60系を完全に淘汰した。

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66600Tc 66000Mp 66100M 66700T 66800T 66300M 66200Mp 66900Tc
66601 66001 66101 66701 66801 66301 66201 66901
66602 66002 66102 66702 66802 66302 66202 66902
66603 66003 66103 66703 66803 66303 66203 66903
66604 66004 66104 66704 66804 66304 66204 66904
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66611 66011 66111 66711 66811 66311 66211 66911
66612 66012 66112 66712 66812 66312 66212 66912
66613 66013 66113 66713 66813 66313 66213 66913
66614 66014 66114 66714 66814 66314 66214 66914
66615 66015 66115 66715 66815 66315 66215 66915
66616 66016 66116 66716 66816 66316 66216 66916
66617 66017 66117 66717 66817 66317 66217 66917

2013年には大規模更新が行われ、VVVFインバータ制御の素子をIGBTに変更、前面へのスカート取付、方向幕のフルカラーLED化、座席のバケット化、ポールの増設、乗降口のイエローライン追加などが実施された。2017年12月現在、66601Fから66606Fの6編成のリニューアル改造が完了している。

66系は2023年6月現在、8両編成17本全車が堺筋線、阪急京都本線、阪急千里線で活躍している。阪急線内では普通に使用されており、通常時には優等列車の運用はない。

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