JR奈良線データイムダイヤ【2024年3月16日改正】

221系NC608みやこ路快速

1．概要

JR奈良線データイムダイヤは30分サイクルにみやこ路快速1本、普通2本の運転となっている。

みやこ路快速は京都～奈良間の運転、普通は京都～奈良間が30分毎、京都～城陽間が30分毎の運転となっている。2023年3月18日ダイヤ改正までにJR藤森～宇治間の複線化が完成したが、複線化による増発などは行われていない。

2．2024年3月16日ダイヤ改正

今回のダイヤ改正では大きな変化はなかった。基本的には2023年3月18日ダイヤ改正のダイヤを踏襲している。

221系NC623みやこ路快速

3．みやこ路快速

みやこ路快速は京都～奈良間に30分毎に運転されている。京都からの停車駅は東福寺、六地蔵、宇治、城陽、玉水、木津に停車する。宇治で普通と緩急接続を行う。京都～奈良間の所要時間は44分となっており、複線化工事完成により上下とも所要時間が合わせられ、上りは5分ほど短縮された。

車両は吹田総合車両所奈良支所の221系6両編成を使用している。大和路線普通、おおさか東線普通などと共通運用となっている。

みやこ快速の前身となる奈良線快速はJR発足後の1991年3月16日ダイヤ改正で新設された。117系を使用し、当初の停車駅は宇治、木津のみだった。1992年10月22日ダイヤ改正からは城陽が停車駅となった。1999年5月10日ダイヤ改正では六地蔵が停車駅となった。
2001年3月3日ダイヤ改正では京都〜JR藤森間の複線化が完成し、快速に221系が投入されてみやこ路快速となった。2003年3月15日ダイヤ改正から東福寺と玉水が停車駅となり現在の停車駅となった。

221系NA409普通奈良

4．普通

普通は京都～城陽間、京都～奈良間にそれぞれ30分毎の運転となっている。京都～城陽間は毎時4本15分毎の運転で、城陽～奈良間は30分毎の運転となる。

普通は基本205系4両編成で運転され、221系4両編成、221系6両編成で運転される電車もある。奈良行き普通は宇治でみやこ路快速と緩急接続を行う。城陽行きは終点まで先着するダイヤとなっている。

奈良線は国鉄時代長らく非電化ローカル路線だった。1984年10月1日に直流電化が完成し、105系2両編成や113系4両編成が走るようになった。当初は桜井線と直通運転を行なっており105系や113系が共通運用されていた。JR発足後、1994年からは103系が投入され、113系、105系の運用がなくなった。2018年からは205系が運用を開始し、221系の運用も増加して、103系は2022年3月で定期運転を終了した。