JR神戸線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2025年3月15日ダイヤ改正】

223系快速網干

223系快速網干

1.概要

JR神戸線の平日夕方ラッシュ時ダイヤは、15分サイクルに新快速が2本、快速が1本、普通が2本運転されている。新快速はピーク時間帯のみ7~8分毎の運転となり、大阪始発の列車が運転されている。快速は姫路、網干方面へ15分毎の運転となっている。普通はデータイムと同じで、尼崎からJR宝塚線に直通する新三田行きとJR東西線直通の西明石行きが尼崎で連絡する。この他に京都~西明石間の普通が15分毎に運転されている。

JR神戸線の1時間あたりの運転本数は大阪発18時台が最大で20本となっている。大阪~尼崎間ではこれに加えてJR宝塚線の特急が1本、快速が3本走るので、1時間あたり24本の運転となる。外側線が11本、内側線が12本の運転となっている。

2022年3月12日ダイヤ改正では、大阪始発の新快速が2本減便された。大阪発18時52分、19時07分の2本で、これにより大阪始発の新快速は4本となった。

2.2025年3月15日ダイヤ改正

2025年3月15日ダイヤ改正では通勤特急らくラクはりまが増発され、従来の京都始発の列車は3号になり、増発された1号は新大阪始発で、大阪発18時52分に設定されている。

3.特急

FH305通勤特急らくラクはりま1号

FH305通勤特急らくラクはりま1号

2024年3月16日ダイヤ改正で、大阪発19時07分で運転されていた通勤特急らくラクはりまは運転時間が繰り下がって大阪発20時06分での運転となった。2025年3月15日ダイヤ改正で通勤特急らくラクはりま1号が増発されて、新大阪発18時46分で網干まで運転されている。通勤特急らくラクはりま1号は289系3両付属編成を2本繋げた6両編成で、グリーン車の設定はない。くろしお用の編成とこうのとり用の編成を2本繋げており、青い帯と赤い帯の編成が混結されている。通勤特急らくラクはりま1号は大阪から姫路まで63分で結んでいる。停車駅は新大阪から大阪、三ノ宮、神戸、明石、西明石、大久保、加古川、姫路、英賀保、はりま勝原となっている。

特急はスーパーはくとが17時04分、19時06分の2本が運転されている。ダイヤ改正で時変が行われ、始発駅も京都から大阪に変更された。19時06分のスーパーはくと13号は西明石、加古川にも停車して通勤特急の役割を果たしている。スーパーはくとは2024年3月16日ダイヤ改正から全車指定席となっている。

スーパーはくと11号は明石まで39分、姫路まで62分かかる。データイムの列車は明石まで33分、姫路まで54分で走るので、明石まで6分、姫路まで8分遅くなっている。スーパーはくと13号は西明石まで42分、加古川まで52分、姫路まで63分かかる。

特急はまかぜ5号は大阪発18時04分に豊岡行きとして運転されている。スーパーはくと13号と同様に西明石、加古川にも停車する。特急はまかぜも全車指定席で、グリーン車の連結はなくモノクラス編成になっている。

4.新快速

223系W38新快速播州赤穂

223系W38新快速播州赤穂

新快速は15分毎の運転を基本に、大阪発17時52分から15分毎に大阪始発の新快速が運転されている。新快速は播州赤穂まで足を延ばす列車があり、大阪発17時15分、17時45分、18時07分、18時45分、19時15分、19時45分の4本が播州赤穂行きとなっている。その他は姫路行きと網干行きになっている。大阪始発の新快速は17時52分、18時07分、18時22分、18時37分、18時52分、19時07分の6本が運転されていたが、2022年3月12日改正で、18時52分発と19時07分発の2本が減便されて4本となった。

JR神戸線では1995年9月1日ダイヤ改正で18時30分~19時15分の間の新快速が7.5分毎の運転となり、2013年3月16日ダイヤ改正で外側快速の置き換えなどでさらに増発された。2022年3月12日ダイヤ改正で1995年9月1日改正で増発された新快速のうち2本が減便された。新快速の大阪~姫路間の所要時間は67分で、データイムよりも5分ほど遅くなっている。

この時間帯の新快速は大阪〜三ノ宮間を22分で走っている。データイムは21分のため1分遅くなっている。大阪〜明石間は40分で、データイムの37分よりも3分遅い。大阪〜姫路間は66分で、明石同様データイムの63分より3分遅くなっている。大阪〜三ノ宮間で1分、三ノ宮〜明石間で2分遅くなっている。朝ラッシュ時のように快速が外側線、列車線を走るわけではないので、乗降時間などに余裕を持たせているものと思われる。

新快速は00・15・30・45分のレギュラーの列車は全て12両編成で運転されている。大阪始発の列車は12両編成もあるが、8両編成で運転される列車が多い。播州赤穂行きは姫路で後ろ4両を切り離して8両で運転される。223系1000番台、223系2000番台、225系0番台、225系100番台が使用されている。130km/h運転可能な車両が共用されているため、225系100番台増備後も223系1000番台や2000番台が運用されている。

2023年3月18日ダイヤ改正で、大阪発19時30分の新快速がAシート連結列車となった。Aシートは窓口などで購入すると840円かかるが、e5489のチケットレス予約を使うと600円になる。通常の指定席料金は530円のため、Aシートの料金は指定席よりも割高と言える。

5.快速

うれしート

うれしート

快速は15分毎の運転で、17時~19時台の列車は全て姫路、網干方面へ運転されている。快速は大阪発毎時07・22・37・52分に運転されている。複々線区間では内側線、電車線を走行する。停車駅はデータイムと同様で、尼崎、西宮、芦屋、住吉、六甲道、三ノ宮、元町、神戸、兵庫、須磨、垂水、舞子、明石以遠の各駅。尼崎で東西線快速と連絡し、芦屋、須磨で普通と緩急接続を行う。須磨付近ではレギュラーの新快速に追い抜かれる。大阪始発の新快速には西明石で追い抜かれる。加古川ではレギュラーの新快速と緩急接続を行い、御着で大阪始発の新快速の待避を行う。

快速は223系、225系が使用されている。2024年3月16日ダイヤ改正で221系の運用は終了して223系、225系に統一された。8両編成を基本に、10両編成、12両編成で運転されている。

大阪発17時37分、18時37分、19時37分の3本は大阪方最後尾の車両の1区画が有料座席うれシートになっている。通常の指定席料金では530円で、チケットレス料金であれば300円で利用できる。

6.普通

D37

D37

普通は大阪発08・23・38・53分が西明石行き、00・15・30・45分が新三田行きとなっている。新三田行きは尼崎でJR東西線直通の普通西明石行きと接続する。芦屋では快速と緩急接続を行い、新快速とは新快速から普通への乗り継ぎのみを考慮したダイヤになっている。JR神戸線では駅増加により芦屋での新快速との緩急接続はできなくなっており、片接続が主流となっている。三ノ宮でも新快速と普通の連絡は新快速から普通への連絡のみとなっている。須磨では快速と緩急接続を行う。

普通は全て7両編成で運転され、207系、321系が運用されている。207系はかつて学研都市線で分割併合を行っていたこともあり、3両編成と4両編成を繋げた7両編成で運転されている。このため、3号車と4号車の間の通り抜けはできない。5号車は終日女性専用車両となっている。

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