JR北陸本線ダイヤ米原～敦賀間【2023年3月18日改正】

683系サンダーバードと並び新快速姫路行き／敦賀

1．概要

JR北陸本線米原～敦賀間のダイヤは、京阪神から米原経由で近江塩津まで直通する新快速が毎時1本、湖西線経由で敦賀まで運転されている新快速が毎時1本運転されている。これに加えて、米原からは名古屋発着も含めて特急しらさぎが毎時1本金沢まで運転。湖西線経由では特急サンダーバードが毎時1～2本金沢まで運転されている。

2．2023年3月18日ダイヤ改正

2023年3月18日ダイヤ改正では北陸本線のダイヤに大きな変化はなかった。2024年3月16日には北陸新幹線敦賀～金沢間が開業するので、その時には湖西線も含めてダイヤ改変が行われるものと思われる。

3．特急しらさぎ

681系しらさぎ／新疋田

特急しらさぎは概ね毎時1本の運転で、米原発着と名古屋発着が交互に運転されている。
米原～敦賀間での停車駅は長浜のみで、長浜を通過する列車もある。
681系6両編成を基本に、多客期には米原から3両増結されて9両で運転される列車もある。
しらさぎは名古屋発、米原発ともに米原で東海道新幹線ひかりと連絡している。
下りしらさぎの最終は米原発22時48分のしらさぎ65号で、東京発20時12分のひかり663号と連絡している。
この最終のしらさぎ65号は新大阪発22時06分のこだま768号とも連絡しており、サンダーバード最終よりも遅く、大阪、京都から北陸方面へ行ける列車となっている。
2024年3月16日の北陸新幹線敦賀開業時には全てのしらさぎが敦賀止まりとなる。

4．特急サンダーバード

683系しらさぎ色を増結した特急サンダーバード／新疋田

特急サンダーバードは毎時1～2本の運転で、大阪から湖西線経由で金沢まで運転されている。
湖西線との接続点の近江塩津は通過するため、北陸本線内は敦賀まで停車しないし、敦賀を通過する列車もある。
サンダーバードは9両編成を基本に、多客期を中心に12両で運転される列車も多い。
2024年3月16日の北陸新幹線敦賀開業時には全てのサンダーバードが敦賀止まりとなる。

5．新快速

223系V51新快速敦賀

新快速は京阪神から米原経由で近江塩津まで運転される列車が毎時1本運転されている。
朝夕の時間帯には米原経由の新快速が敦賀まで運転される。
新快速は北陸本線内では各駅に停車する。
新快速は米原で分割併合を行い、北陸本線内は4両編成で運転される。
2021年10月2日ダイヤ見直しで、データイムに毎時1本運転されていた長浜行きが米原行きに短縮されて、データイムの米原口は新快速近江塩津行き1本のみの運転となった。
毎時1本の運転となるのは下りが米原発10時台から14時台まで、上りが米原着11時台から14時台までの間となっている。

湖西線経由の新快速はデータイムのみの運転で、敦賀まで直通している。
近江塩津で新快速は相互に接続し、北陸本線から湖西線、湖西線から北陸本線への連絡を行い、びわこ環状線を担っている。

新快速の下り最終は米原発22時00分の長浜行きとなる。
上り新快速の最終は長浜発21時17分の姫路行きとなる。

6．普通

521系E1普通米原

普通は米原発着の北陸本線普通と米原から琵琶湖線に入り、京都、高槻から快速となる普通の2種類がある。
琵琶湖線直通の普通は朝ラッシュ時上り8時台に1本、下り米原発7時台に2本長浜行き、10時台に1本近江塩津行きが運転されている。
米原発の普通は下りが5時台に近江塩津行き1本、6時台に敦賀行き2本、長浜行き1本が運転されている。7時台には長浜行き1本が運転されている。8時台には敦賀行き2本、長浜行き1本が運転。9時台には敦賀行きが1本運転されている。
上りは米原着6時台に敦賀発の普通が1本運転され、始発の東海道新幹線ひかりに連絡している。7時台には長浜発の普通が1本、8時台に近江今津発1本、敦賀発1本が運転されている。9時台には長浜発1本、近江塩津行き1本が運転されている。
普通は夜間にも運転されており、22時台に長浜行き1本、23時台に敦賀行き1本、長浜行き1本が運転されている。
普通の最終は敦賀行きが米原発23時08分で、長浜行き最終が米原発23時32分となる。
上りは敦賀発22時07分の米原行きが最終となる。