JR大阪環状線平日夜間ダイヤ【2021年3月13日改正】

225系HF401快速鳳

JR大阪環状線平日夜間ダイヤ【2021年3月13日改正】

JR大阪環状線の大阪発20時以降のダイヤは夕方ラッシュ時ダイヤを踏襲したダイヤになっている。大阪発内回りでは、15分サイクルに関空紀州路快速、大和路線直通の区間快速、環状線普通、ゆめ咲線直通普通が各1本運転されている。このパターンは夕方ラッシュ時と同様である。これに加えて西九条から天王寺までの間で、関空特急はるか、特急くろしおが乗り入れてくるが、はるかの大半はコロナ禍の影響を受けて運休している。

関空紀州路快速は4本中2本が、関空紀州路で、1本は関空快速の単独運転、もう1本は快速日根野行きとなっている。いずれも停車駅は内回り天王寺からの各駅と大阪から福島、西九条、弁天町、大正、新今宮に停車する。大和路快速の運転がないため大阪環状線内で唯一快速運転を行う列車となっている。

区間快速は奈良行き3本、加茂行き1本が運転されている。各駅に停車し、関空紀州路快速が停まらない各駅を補完している。環状線普通は15分毎の運転だが、区間快速が各駅に停車するので、そちらも合わせて利用できる。ゆめ咲線直通は西九条からゆめ咲線に入るが、天王寺から西九条までは環状線普通の役割を果たしている。外回りダイヤもパターンは同様となっている。

21時以降は区間快速とゆめ咲線直通普通の本数が減る。内回り21時台には関空快速3本、快速東岸和田行き1本、区間快速加茂行き2本、大阪環状線普通4本、ゆめ咲線直通普通が3本運転されている。阪和線直通の快速と大阪環状線普通は15分毎の運転となっているが、区間快速とゆめ咲線普通は概ね30分毎の運転となっている。外回りダイヤは20時台とほぼ同様で、ゆめ咲線直通が京橋止まりとなる。

323系LS21環状

内回り22時台には関空快速1本、関空紀州路快速1本、紀州路快速1本、区間快速2本、大阪環状線普通5本が運転されている。ゆめ咲線直通がなくなり、阪和線直通の快速も後半20分毎の運転となる。関空紀州路快速は関西空港と御坊行きとなっていたが、2021年3月13日改正で御坊行きは和歌山行きに変更された。この電車は以前新大阪発で運転されていた快速御坊行きを踏襲したもので、遡るとかつて太公望列車と言われた新宮夜行のスジに行き着くが、御坊行きがなくなりその名残がかなり薄れてしまった。大阪発22時44分の紀州路快速和歌山行きが紀州路快速の最終で、関空快速はその前の22時25分の関空紀州路快速が最終となる。

区間快速は大阪発22時12分が奈良行き、同22時29分が加茂、五条行きとなっている。22時29分の加茂・五条行きが区間快速の最終となる。外回りダイヤは関空紀州路快速が2本、区間快速2本、ゆめ咲線直通普通1本、大阪環状線普通8本が運転されている。

23時台は阪和線直通の快速日根野行き2本、快速鳳行きが1本、大阪環状線普通3本が運転されている。阪和線に直通する快速はは20分毎の運転だったが、2021年3月13日改正で、最終の快速日根野行きが快速鳳行きに変更され、大阪発23時39分に繰り上げられた。快速日根野行きの最終は大阪発23時24分になり、20分繰り上がることになった。外回りは関空紀州路快速3本、大阪環状線普通6本が運転されている。

0時台には内回りが大阪環状線普通2本が運転されている。内回りの最終は0時11分の天王寺行きとなる。外回りは関空紀州路快速1本、普通2本が運転されている。2021年3月13日改正以前は、関空快速大阪行きが1本あり、普通もさらに2本運転されていたが、同改正で終電繰り上げが行われて、運転取り止めとなった。環状線外回り最終は大阪発0時08分の天王寺行きで、そのあとの大阪発0時15分に関空快速京橋行きがある。

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