【かつては当駅発着の列車もあった】
近鉄田原本線大輪田駅は奈良県北葛城郡河合町にある。田原本線終点の新王寺から2駅目にあり、新王寺方では最後の行き違い駅となるため、終日列車交換が行われている。電車はデータイムに毎時2~3本の運転で、平日朝ラッシュ時新王寺方面行き7時台に4本が運転されている。平日夕方ラッシュ時西田原本方面行き18時台には4本が運転されている。
大輪田駅は1918年(大正7年)4月26日に大和鉄道新王寺〜田原本(現在の西田原本)間開通時に開業した。1948年(昭和23年)6月15日に標準軌に改軌され、電化された。1961年(昭和36年)10月1日に会社合併により信貴生駒電鉄の駅となった。1964年(昭和39年)10月1日に会社合併により近畿日本鉄道田原本線の駅となった。2007年(平成19年)4月1日にPiTaPaなどICカードの利用が可能になった。2011年(平成23年)10月1日に終日無人駅化となった。
駅構内は地上ホーム1面2線でホーム有効長は21m級車両3両分となっている。
ホームは築堤上にあり、地上へは階段の昇り降りが必要だ。
ホーム上にトイレが設置されている。
改札は1ヶ所で無人化されている。改札は新王寺方西側にあり、東側には何もない出入り口がある。
西側の改札はICカードリーダーと自動券売機が設置されている。
出口は2ヶ所で、南北に出られる。
南側には駐輪場が整備されている。
北側は狭く、民家や工場がある。
大輪田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,330 | 936 | 393 | 70.4% |
2007年度 | 1,526 | 1,076 | 451 | 70.5% |
対07年度比 | 87.1% | 87.0% | 87.3% |
大輪田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,330人で、うち定期利用者は936人となっている。定期比率は70.4%で、定期利用者が7割強となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で12.9%減、定期利用者は13.0%減、定期外利用者は12.7%減となっている。