【あの有名なサントリーカーブがある】
JR京都線山崎駅は京都府乙訓郡大山崎町にある。大阪府島本町との境界付近にあり、駅の大阪方は大阪府島本町になっている。高槻以遠各駅に停車する快速の停車駅で、平日朝ラッシュ時の快速は通過する。電車はデータイム毎時4本15分毎の運転で、以前はこれに加えて普通が15分毎に運転されていたが、運転削減され、快速のみの運転時間帯が多くなっている。平日朝ラッシュ時下り大阪方面行き7時台に普通が6本運転されている。平日夕方ラッシュ時上り18時台には快速が4本、普通が4本運転されている。山崎駅は1876年8月9日に官設鉄道向日町~高槻間に新設開業した。1895年4月1日に路線名が制定されて東海道線の駅となった。1985年3月14日ダイヤ改正で、データイムの快速の停車によりホームが12両編成対応に園思惟された。JR発足後、2003年11月1日にICカードの利用が可能になった。2018年3月3日にみどりの券売機プラスが設置され、みどりの窓口がなくなった。
駅構内はホーム2面5線で、下り外側線に待避線がある。ホーム有効長は12両分ある。
電車は内側線電車のみが停車するため、外側線ホームは柵で仕切られて使用されていない。
下り外側線待避線では貨物列車や回送列車の待避が行われる。
ホームの大阪方に京都府と大阪府の府境の看板が立っている。
上下ホーム間には地下道があるが、エレベータやエスカレータの設置はない。
駅構内にはトイレとコインロッカーなどが設置されている。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機、自動精算機、自動券売機が設置されている。みどりの窓口が閉鎖され、みどりの券売機プラスが設置されている。
駅舎内には大山崎町の観光案内所おおやまざきなびが設置されている。
出口は1ヵ所で駅南側に出られる。
駅前は広く、バスやタクシーが乗り入れている。京阪バスが淀駅、京都競馬場方面への路線を運行しており、京都競馬場へは競馬開催時に運行している。阪急バスも乗り入れており、長岡京や東向日方面への路線を運行している。
駅から徒歩5分ほどの距離に阪急京都線大山崎駅がある。また、大阪寄りには鉄道写真の有名撮影地であるサントリーカーブがあり、昔から撮影に訪れる鉄道ファンが多い。
山崎 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2018年度 | 5,893 | 4,244 | 1,649 | 72.0% |
2008年度 | 5,790 | 4,123 | 1,667 | 71.2% |
対08年度比 | 101.8% | 102.9% | 99.0% |
山崎駅の2018年度1日あたりの乗車人員は5,893人で、うち定期利用者は4,244人となっている。定期比率は72.0%で、定期利用者が7割強を占めている。10年前の2008年度と比較すると1.8%増、定期利用者は2.9%増、定期外利用者は0.1%減となっている。