関西私鉄列車種別研究~通勤特急~

6354F通勤特急

6354F

関西で通勤○○という種別を採用しているのは阪急と京阪だけである。伝統的に阪急がよく採用している印象が強いが、阪急京都本線の通勤特急以外は1995年の震災復興ダイヤ以降で採用されており、意外に歴史は浅い。

9303F

9303F

阪急京都本線の通勤特急は京阪間ノンストップで運転されていた特急を朝夕ラッシュ時のみ高槻市に停めて通勤輸送を担わせるために登場した種別である。長年15分毎の運転で朝夕ラッシュ時に運転されてきたが、1997年3月のダイヤ改正で特急の停車駅に高槻市が加わり、通勤特急と同じ停車駅となったため、この時いったん消滅した。2001年3月ダイヤ改正で特急の停車駅が大幅に増えて、朝夕ラッシュ時に京阪間で高槻市のみに停車する通勤特急が復活した。以降阪急京都本線では通勤特急が継続的に運転されており、2013年現在では梅田から十三、茨木市、高槻市、長岡天神、桂、西院、大宮、烏丸、河原町の停車駅で朝夕ラッシュ時に運転されている。

7037F通勤特急

7037F

通勤特急はこの他、阪急神戸本線で運転されている。先述したとおり、1995年6月の震災復興ダイヤから採用されている。停車駅は梅田から十三、塚口、西宮北口、岡本、三宮で、2006年10月のダイヤ改正で夙川が停車駅に加わった。現在は朝ラッシュ時のみの運転だが、登場時は夜間にも運転があった。

5006F通勤特急新開地

5006F

 

  

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