【水間寺をイメージした寺社風駅舎が特徴】
水間鉄道水間観音駅は大阪府貝塚市にある。水間鉄道の終点で水間寺への最寄駅となっている。水間鉄道の電車は途中折り返し運転はなく、全て貝塚〜水間観音間の運転となっている。電車はほぼ終日毎時3本20分毎に運転されている。水間観音駅は1926年1月30日に水間駅として開業した。2009年6月1日に水間観音に改称された。
駅構内はホーム1面2線で、ホーム有効長は20m級車両2両分ある。
駅の貝塚寄りには車庫がある。西側には501形電車が静態保存されている。
改札は1ヶ所で、有人改札になっている。自動改札機はなく、車内にて精算を行う。車内にはICカードリーダーが設置れ、ICカードも利用できる。
駅舎は水間寺の三重塔を模した寺社風の建屋になっている。1998年に国の登録有形文化財となった。
水間寺へ向かうバスやタクシーが駅前から発着している。
水間寺は駅から徒歩10分ほどの距離にある。正月には初詣客で賑わう。
水間観音駅の2016年度1日あたりの乗車人員は699人で、うち定期利用者は439人となっている。定期比率は62.8%で、ローカル私鉄としては意外に定期外利用者が多い。10年前の2006年度と比較すると全体で21.4%減、定期利用者は26.0%減、定期外利用者は12.2%減となっており、全般的に減少してきている。