会社名 | 京福電気鉄道 |
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形式 | モボ21形 |
使用線区 | 嵐山本線、北野線 |
製造メーカー | 武庫川車両 |
制御方式 | 電動カム軸式抵抗制御 |
主電動機 | 直流直巻44.8kW |
ブレーキ | 直通空気ブレーキ |
台車 | 川崎車両 BWE-12 |
運転最高速度 | 40km/h |
加速度 | |
減速度(通常) | |
減速度(非常) | |
製造初年 | 1994年 |
電気方式 | 直流600V |
軌間 | 1435mm |
保安装置 | |
座席定員 | 36人(車両定員88人) |
扉枚数・座席形状 | 2扉ロングシート |
車体 | 15m級鋼製 |
所属 | 西院車庫 |
編成 | 1両 |
既存両数 | 2両(2021年4月現在) |
モボ21形は1994年(平成6年)に平安京遷都1200周年を記念する行事が行われた際、京福電気鉄道の協賛の一環として登場したレトロ調車両である。モボ621形を設計基本として外観をレトロ調としている。2両が製造され、車番は母体となったモボ621形の下2桁の続番で26と27となっている。
車体は前面非貫通型・15m級片側客用2扉の普通鋼製であり、前面窓には3枚窓を採用し、運転台上に前照灯を、前面窓上に行先表示幕を、下両側に標識灯を、右上にワンマン運転用のサイドミラーを装備している。側扉に楕円型戸袋窓を採用、側窓には保護棒が設置されている。また、屋根はダブルルーフとなっており、冷房室外機の目隠しにも使われている。車体はブラウンで塗装され、側扉・側窓周りに26はゴールドの、27はシルバーの装飾帯が配されている。
車内はロングシートを装備し、座席両端には木目調の化粧版が採用されている。照明には白熱灯を模したカバーを有する特別な蛍光灯が採用され、側扉付近には実際に白熱灯が使用されている。
制御装置は電動カム軸式抵抗制御であり、主要機器類は主電動機としてモボ121形126・121から流用したSE129B(44.8kW)を2基、駆動装置は吊り掛け駆動方式を採用、台車は同じくモボ121形から流用したBWE12を履いている。また、四条大宮・北野白梅町寄りにZ型パンタグラフが設置されている。
京福モボ21形編成表 | 1両編成 | |
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←嵐山 | 四条大宮→ | 2両 |
21 | ||
Mcp | 製造年 | |
26 | 1994年 | |
27 | 1994年 |