【関西各駅探訪第664回】山陽電鉄本線荒井駅

荒井

【ラッシュ時に直通特急も停車する工場地帯にある駅】

山陽電鉄本線荒井駅は、兵庫県高砂市にある。海側には埋め立て地に工場地帯があり、播磨臨海工業地帯の一角をなしている。昼間時は普通のみが停車し、毎時4本15分毎の運転となっている。平日朝ラッシュ時には上下とも直通特急が停車する。上りは7時台に4本、8時台に5本が停車し、普通も12分毎毎時5本が運転されている。下りも同様に7時台4本、8時台5本の直通特急が停車する。荒井駅は1923年8月19日に神戸姫路電気鉄道の駅として開業した。1927年4月1日に宇治川電気、1933年6月6日に山陽電気鉄道の駅となった。1961年10月9日に急行停車駅となった。1984年3月25日ダイヤ改正で急行が廃止され、普通のみ停車の駅となった。2008年4月14日ダイヤ改正で直通特急停車駅となった。2009年3月21日ダイヤ改正で直通特急停車の時間帯が拡大された。

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駅構内は対向式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分ある。

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上下ホーム間を結ぶ跨線橋にはエレベータが設置されている。

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上下ホーム間には地下道も設置されている。

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改札は2ヶ所あり、下りホーム側の改札は地下にある。無人化されており、ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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南口は海側の工場地帯に近く、三菱重工や神戸製鋼、キッコーマンなどの工場がある。

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上りホーム側の改札は地上にあり、こちらも無人化されている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

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北口は駅舎があり、従来はこちらがメインの改札だった。コンビニなどの商業店舗と住宅地が広がっている。

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荒井駅の2016年度1日あたりの乗車人員は6,279人で、これは山陽電車各駅の乗車人員のデータで、第4位の数字となっており、直通特急が常時停車する山陽垂水、飾磨、東二見などよりも多い。

  

鉄道コム

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