【吉野神宮を模した屋根が特徴的な特急停車駅】

吉野神宮
近鉄吉野線吉野神宮駅は奈良県吉野郡吉野町にある。1928年3月25日に吉野鉄道の六田~吉野間の延伸と同時に開業した。周辺は林業が盛んで、かつては当駅から貯木場への引き込み線もあった。吉野線の終点吉野駅の一つ手前の駅で、後醍醐天皇を祀る吉野神宮の最寄駅で、特急も停車する。吉野神宮は駅南側の山上にあり、1㎞程の距離にあるが、山道を上がるため、徒歩でのアクセスはきつい。

吉野神宮
対向式ホーム2面2線で、かつては2面3線だったが、踏切道の拡張などにより1番線は廃止され、2面2線となった。その名残か、1番線は欠番になっており、2番線と3番線が使用されている。

吉野神宮
上下ホーム間は構内踏切で結ばれており、駅舎は西側上り3番線側にある。

吉野神宮
改札は1ヵ所のみで、自動改札の設置はなく、ICカードリーダーが設置されている。有人駅で特急停車駅のため特急券の販売も行われている。

吉野神宮
吉野方面行きホームの2番線の隣にはかつて1番線があり、その対面には貯木場への引き込み線跡が残っている。

吉野神宮
吉野杉を使用したホームのベンチと駅名標も木で作られており、木材の町吉野をアピールしている。
吉野神宮駅の2015年度1日あたりの乗車人員は333人で、うち定期利用者は255人となっている。定期比率は76.5%で、近年の傾向からすると高い数値になっている。10年前の2005年度と比べると、全体で38.6%減、定期利用者は40.1%も減少しており、定期外利用者も33.2%減少している。この10年で40%近く利用者が減少しており、利用者減が深刻である。