大阪市交今里筋線井高野駅
井高野
【市営バスの拠点井高野車庫もある市営交通の拠点】
大阪市交今里筋線井高野駅は、今里筋線の起点となる駅である。駅ナンバーはI11となっている。大阪市東淀川区北江口にあり、摂津市との境に近く、市バスの井高野車庫などもある。井高野駅は2006年12月24日の今里筋線開通とともに開業した。
井高野
ホームは1面2線で、今里筋線のほかの駅と同様に、ホームドアを備えている。電車はそのまま折り返しを行うため、1番線、2番線ともに電車の発着が可能となっている。
井高野
ホームから改札階へはエスカレータも完備している井高野駅。改札階と地上階の間にも、2番出口に上りエスカレータが設置されている。
井高野
今里筋線カラーのオレンジ色のドアを持つエレベータ。ホームと改札階を結ぶエレベータのほかに、改札階と地上階を結ぶエレベータも完備されており、バリアフリーは確保されている。
井高野
井高野駅の改札は1ヶ所のみ設置されている。今里筋線の各駅と同様に、円形の照明が特徴的。
井高野
出口は2ヶ所あり、2番出口には上りエスカレータも設置されている。エレベータは1番出口、2番出口ともに整備されている。1番出口側、2番出口側の両方の地階に駐輪場も整備されている。
井高野
近くに井高野車庫があるため、大阪市バスの路線が乗り入れている。駅近くには地下鉄井高野停留所が設置されている。井高野車庫と阪急相川駅前を結ぶ27系統が運行されている。27系統は、毎時1本程度の運行となっている。
井高野
また、井高野駅近くには北江口バス停もあり、大阪駅前や上新庄方面への路線が運行されている。こちらは運行本数が多く、大阪駅前方面への37系統は毎時4～5本運行されている。上新庄方面への50系統も毎時2本程度運行されている。
井高野駅の2014年度の乗降人員は、上記表のとおりで、1日あたりの乗車人員は3,249人、うち定期利用が1,005人となっている。PITAPAの普及などにより、定期比率は30%程度となった。開業年となる2007年度と比較すると飛躍的に利用者は増えている。とはいえ、今里筋線の利用者は、他の地下鉄路線よりも少なく、今後も利用者を増やしていく施策が必要だろう。井高野駅は、利用者が少ない今里筋線の中でも少ない方で、清水、関目成育に次いで3番目に利用者が少ない駅である。
8111F
ダイヤは、データイムが10分毎の運転で、全て今里行きで運転。朝ラッシュ時は井高野発7時台は12本、8時台は13本が運転されている。9時台の一部電車は清水止まりとなっている。夕方ラッシュ時は、井高野発17時台が12本、18時台、19時台は各11本の運転となっている。18時台と19時台の一部電車は清水行きとなる。最終電車は、今里行きが井高野発23時50分、清水行きが井高野発0時10分となっている。
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