関西各駅探訪第47回〜JR学研都市線住道駅〜

JR学研都市線住道駅

住道

【学研都市線随一の利用者数を誇る大東市の中心駅】

1.概要
JR学研都市線住道駅は大阪府大東市にあり、1895年8月22日に浪速鉄道の駅として開業した。大東市の中心駅で、快速が停車する。1989年に高架化が完成し、1990年には待避線が設けられ、快速と普通が緩急接続を行うようになった。

2.駅周辺

住道

北側には寝屋川が流れ、南側には末広公園がある。北側は狭隘な土地に駅があるが、デッキで対岸と結んでおり、駅周辺の道路も以前よりは拡張されている。大東市役所は北へ徒歩10分ほどの距離にある。南側は700mほどで東大阪市との境になっており、東大阪市からの利用者も少なくない。高校野球などで有名な大阪桐蔭高校、大阪産業大学は駅から東へ2㎞ほど離れているため、自転車を利用する人が多く、駐輪場が整備されている。また、JR西日本が運営しているレンタサイクル駅リンくんは1998年に住道駅に初めて設置された。

住道

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3.駅構内

住道

2面4線の高架駅で、改札は高架下に2ヶ所ある。改札内ではホームまでのエスカレータ、エレベータが設置されている。改札は2階にあり、駅北口はデッキでスーパーイズミヤなどと結ばれている。また、デッキを通って、そのまま寝屋川を渡れる。

住道

住道駅の高架下にはかつてギャレ住道があったが、今はALBiショッピングセンターに変わっている。

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4.バス路線

住道

近鉄バスが路線を運行している。長い距離の路線は梅田や八尾まで運行されている。萱島駅、吉田駅、荒本駅、瓢箪山駅、生駒方面への路線がある。また、大東市周辺の路線も多い。

5.利用状況

住道駅の2015年度の乗車人員は31,895人で、うち定期が22,543人となっている。定期比率は70.7%で、定期比率は高い。10年前の2005年度は33,191人だったので3.9%ほど減少している。定期客は23,362人で、こちらも微減。定期外利用は9,829人だったのが、2015年度は9,352人となっており、4.9%減少している。

6.ダイヤ

D19

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データイムは区間快速と普通がそれぞれ15分毎に運転されている。かつては四条畷止まりの普通がこれに加えて運転されたり、快速が20分毎、普通が10分毎に運転されていたが、年々運転本数が減少ている。区間快速は四条畷から木津まで各駅に停車するが、住道からの利用者は京橋方面への利用が大半を占めるため、快速から区間快速への置き換えによる影響は小さい。
朝ラッシュ時は下り京橋方面へは、7時台に16本、8時台に15本が停車している。快速、区間快速、普通が運転され、1時間あたり快速4本、区間快速4本、普通8本の割合で運転されているが、快速と区間快速の本数は一定ではない。
夕方ラッシュ時上り木津方面へは、1時間あたり快速4本、区間快速2本、普通8本が運転されている。
夜間は快速の運転がなくなり、区間快速が運転されている。区間快速の上り最終は京橋発23時52分の松井山手行きで、普通の最終は京橋発0時41分の四条畷行きとなっている。下り最終は住道発0時30分の普通京橋行きとなる。

  

鉄道コム

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