山陽電鉄本線データイムダイヤ【2022年12月17日ダイヤ改正】

5018F直通特急大阪梅田

1.概要

山陽電鉄本線データイムダイヤは、30分サイクルに直通特急2本、普通2本が運転されている。須磨浦公園までは神戸三宮以遠各駅に停まる阪神特急が30分毎に乗り入れてくる。

直通特急も普通も15分毎の運転だが、直通特急は30分毎に停車駅が異なる。直通特急のうち、幕が赤地に白文字の列車は神戸三宮から元町、高速神戸、新開地、高速長田、板宿、月見山、山陽須磨、舞子公園、山陽垂水、山陽明石、東二見、高砂、大塩、飾磨に停車する。黄色地に青文字の幕の直通特急は神戸三宮から板宿までの各駅と月見山、山陽須磨、舞子公園、山陽垂水、山陽明石、東二見、高砂、大塩、飾磨に停車する。

2.2022年12月17日改正

2022年12月17日ダイヤ改正で山陽電鉄本線データイムダイヤに大きな変化はなかった。基本的には2016年3月19日ダイヤ改正のダイヤを踏襲している。

3.直通特急

8215F直通特急姫路

直通特急は阪神大阪梅田〜山陽姫路間に運転されている。直通運転は阪神のみで、阪急との直通運転は実施していない。また、山陽電鉄から阪神なんば線、近鉄方面への直通電車の設定もない。

直通特急は先述したように停車駅のタイプが2種類ある。神戸高速線で時刻調整を行い、板宿からは15分毎の運転となっている。

直通特急の梅田～山陽姫路間の所要時間は下りが1時間35分で、上りが1時間34分で、いずれも90分以上かかっている。停車駅が多いタイプの列車は下り1時間40分、上り1時間39分となっており、さらに遅い。梅田から姫路まで乗り通す人はマレだが、途中駅間の利用は見込まれるため直通運転を行っている。とはいえ、運転開始当初よりも阪神線内、山陽線内でともに停車駅が増加しており、途中駅間でも所要時間がかなりかかっている。停車駅の見直しも難しいところもあるが、利用者が少ないところは見直していく必要もあるだろう。

4.普通

3020F普通山陽須磨

普通は阪急神戸三宮から山陽姫路まで30分毎、山陽須磨から山陽姫路まで30分毎に運転されている。山陽須磨始発の普通は山陽須磨で阪神大阪梅田発須磨浦公園行き特急と連絡している。阪神特急は神戸三宮～須磨浦公園間は各駅に停車し、普通の代行を行っている。2012年3月20日ダイヤ改正から現行のようなダイヤになった。山陽須磨発着の普通は山陽須磨では折り返しができないため、東須磨まで回送されて折り返している。普通は霞ヶ丘で直特を待避し、東二見、大塩で直特と緩急接続を行う。

普通は3両または4両で運転されている。全区間でワンマン運転を行うのは難しいかもしれないが、利用者が少ない区間では今後ワンマン運転も検討していく必要があるだろう。