神戸市営地下鉄5000形

5108F

神戸市営地下鉄5000形は、2001年7月7日に開業した海岸線用に製造された車両である。大阪市営地下鉄(現大阪メトロ)長堀鶴見緑地線で採用されていたリニア駆動方式を採用した車両で、車体長が16m以下のミニ車体を採用することにより、トンネル口径を小さくして建設コストを削減した。IGBT素子によるVVVFインバータ制御で、西神山手線の車両とは異なり、1C2M2群での制御方式となっている。主電動機はリニア誘導電動機で、電動機出力は135kWとなった。4両編成全車が電動車で、パンタグラフは先頭車の前側に付けられている。神戸市営地下鉄標準の起動加速度3.3㎞/h/s、減速度3.5㎞/h/sで、最高速度は70㎞/hとなっている。海岸線はワンマン運転を行うため、運転台は右側に設置されている。4両編成10本が製造され、2019年3月現在全車が活躍を続けている。

会社名 神戸市営地下鉄
形式 5000形
使用線区 海岸線
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御 1C2M2群
主電動機 車上1次片側式三相リニア誘導電動機135kW 
ブレーキ 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ、抑速ブレーキ
台車 リニア駆動式空気ばね台車 FS-563
設計最高速度 70km/h
加速度 3.3km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4.5km/h/s
製造初年 2001年
電気方式 直流1500V
軌間 1435mm
保安装置 CS-ATC、ATO
座席定員 30人(定員84) 先頭車
38人(定員97) 中間車
扉枚数/座席形状 16m級3扉ロングシート
所属 御崎公園車両基地
編成 4両
既存両数 40両(2019年3月現在)
製造メーカー 川崎重工業

 

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5102 5202 5302 5402
5103 5203 5303 5403
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