近鉄大阪線データイムダイヤ【2013年3月17日変更】

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近鉄大阪線のデータイムダイヤは60分サイクルとなっている。60分サイクルに特急が4本、急行が3本、区間準急が3本、普通が5本の運転。1時間あたり15本の運転で、データイムダイヤでは多い方と言える。特急は毎時3本が大阪難波から運転、それ以外の列車は大阪上本町から運転されている。 特急は全て有料列車で名古屋、鳥羽、賢島方面へ運転されている。名古屋へ運転される名阪特急は30分毎に運転されている。大阪難波発毎時00分の名阪特急はかつては鶴橋から名古屋までノンストップで運転されていた。2012年3月20日ダイヤ変更で全列車が津に停車となり、ついにノンストップの運転体制が崩れた。それでも鶴橋〜名古屋間の停車駅は津のみで、相変わらず速達性は確保されている。使用車両も21000系アーバンライナー、21020系アーバンライナーNEXTが使用されており、汎用特急主体の主要駅停車タイプとは一線を画する存在である。近鉄では特急に甲乙の区別を設けており、毎時00分の名古屋行きは名阪甲特急と呼ばれている。津停車化により、同駅で名伊特急と接続が図られ、白子、四日市、桑名方面 へも名阪甲特急が利用できるようになった。これまでは伊勢中川乗り換えが主流だったが、甲特急の津停車により、名古屋線主要駅から大阪方面へは名阪甲乙特急利用が主流となった。

もう一方の名阪特急は大阪難波発毎時30分に運転されている。こちらは主要駅停車タイプの列車で大阪難波から大阪上本町、鶴橋、大和八木、名張、津、白子、四日市、桑名、名古屋に停車する。こちらは名阪乙特急と呼ばれている。使用車両は多岐に渡っており、21000系アーバンライナーを使用する列車もあれば、汎用特急車を車両する列車もあり、編成両数も4〜8両と時間帯や運用によって変動する。

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大阪難波、大阪上本町と伊勢志摩方面を結ぶ阪伊特急は大阪難波発毎時05分と大阪上本町発毎時50分の2本が運転されている。停車駅は異なるが、どちらも主要駅停車タイプである。大阪難波発05分の阪伊特急は賢島まで運転されており、大阪上本町発50分の阪伊特急は鳥羽もしくは宇治山田までの運転となっている。 使用車両は基本汎用特急車で一部列車に23000系伊勢志摩ライナーが使用されている。賢島行きは大阪難波から大阪上本町、鶴橋、大和高田、大和八木、榛原、名張、伊賀神戸、伊勢中川、松阪、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽、志摩磯部、鵜方、賢島に停車する。鳥羽(宇治山田)行きは大阪上本町から鶴橋、大和八木、名張、榊原温泉口、伊勢中川、松阪、伊勢市、宇治山田、五十鈴川、鳥羽に停車する。基本停車駅は名阪乙特急と同様、大和八木、名張で、阪伊特急はこれに加えて伊勢中川に停車する。

23000系伊勢志摩ライナー

50000系しまかぜは阪伊特急のスジとは別立てで設定されている。1日1往復の運転で水曜日は代替車両にて運転される。しまかぜの停車駅は大阪難波から大阪上本町、鶴橋、大和八木、伊勢市、鳥羽、鵜方、賢島。平日ダイヤでは大阪難波発10時40分、土休日ダイヤでは大阪難波発10時20分で運転されている。上りはいずれも賢島発16時00分→大阪難波着18時19分で運転されている。

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急行は名張、青山町、宇治山田へ運転されている。ほぼ20分毎に運転されており、下り急行は鶴橋で奈良線快速急行と連絡している。上り急行は鶴橋で大阪難波方面の快速急行、急行と連絡している。2012年3月20日ダイヤ変更前は青山町まで毎時3本運転されていたが、1本が名張折り返しとなった。急行は河内国分で区間準急と接続している。布施、五位堂、大和八木、榛原、名張の各駅で特急を待避するが、特急運転パターンが60分のため一定していない。

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区間準急は2012年3月20日ダイヤ変更で誕生した列車で、停車駅は大阪上本町から鶴橋、布施、近鉄八尾以遠の各駅。準急は河内国分まで通過運転を行うが区間準急は近鉄八尾から河内国分までの各駅に停車する。区間準急の設定によりデータイムの普通は高安折り返しが増えた。区間準急を運転しているため、データイムには準急の運転はない。

普通は大阪上本町から高安、河内国分へ毎時5本が運転されている。普通の運転は等間隔にはなっていない。下りでは大阪上本町発00・10・21・30・45分に運転されており、00〜30分の間はほぼ10分毎、30〜00分の間は15分毎の運転となっている。以前は毎時6本運転されていた。

  

鉄道コム

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