近鉄16010系~標準軌12400系に準じた仕様の虎の子の一匹~
会社名 | 近畿日本鉄道 |
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形式 | 16010系 |
使用線区 | 近鉄南大阪線・近鉄吉野線 |
製造メーカー | 近畿車輌 |
制御方式 | 抵抗制御 |
主電動機 | 定格135kW |
ブレーキ | 電磁直通ブレーキ |
台車 | シュリーレン式空気ばね台車 KD-89・89A |
最高速度 | 110km/h |
加速度 | 2.3km/h/s |
減速度(通常) | 4km/h/s |
製造初年 | 1981年 |
電気方式 | 直流1500V |
軌間 | 1067mm |
保安装置 | ATS |
座席定員 | 先頭車64人 |
扉枚数・座席形状 | 1扉回転クロスシート |
車体 | 21m級鋼製 |
所属 | 古市検車区 |
編成 | 2両 |
既存両数 | 2両 |
近鉄16010系は16000系の増備車として1981年に製造された。2両編成で製造され、16011F1編成のみの製造に終わっている。標準軌線に投入されていた12410系に準じた車体形状になっており、吉野特急としては初めて前面幌カバーが取り付けられた。車体幅は16000系に合わせ2,740㎜が最大寸法となり、座席は廃車になった10100系からの発生品を改造して使用された。主電動機、制御方式などは16000系と同じ仕様になっており、台車はシュリーレン式空気ばね台車
KD-89・89Aを採用した。後年リクライニングシートに取替が行われ、全車禁煙化のため、運転室後部に喫煙室が設置された。標準軌用の12410系などとともに塗装変更が行われ、近鉄特急新塗装となった。
16010系編成表 | 2両編成 | 2両 |
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電算記号 | モ16010Mc | ク16110Tc |
Y11 | 16011 | 16111 |