特急はまかぜ

キハ189系H1

キハ189系H1

特急はまかぜは1972年3月15日ダイヤ改正で誕生した。新大阪・大阪~鳥取・倉吉間の運転で、播但線経由で2往復が運転された。播但線内では初の特急となったが、播但線内は無停車となった。1975年3月10日ダイヤ改正で倉吉発着を米子発着に変更し、キハ80系の運用が特急おきと共通運用となったため、食堂車の連結がなくなった。1976年10月1日ダイヤ改正で米子発着の列車が再び倉吉発着に変更された。特急おきもキハ181系に置き換えられたため、共通運用は解消された。1982年7月1日から特急やくもが電車化されたため、余剰となったキハ181系を使用するようになった。1985年3月14日ダイヤ改正で全列車が鳥取発着に変更された。1986年11月1日ダイヤ改正では、福知山線電化完成により山陰本線優等列車の見直しが行われ、特急はまかぜは1往復が倉吉発着に変更された。特急まつかぜの代替として米子行きが1往復増発されて、初めて3往復体制となった。また、大阪~姫路間では最高速度が120㎞/hになりスピードアップが図られた。この時、急行但馬は大阪~豊岡、姫路~浜坂間の2往復が運転されていた。

キハ181系はまかぜ

JR発足後、1993年3月18日ダイヤ改正で特急はまかぜの全てが大阪発着となった。1994年12月3日ダイヤ改正では智頭急行開業により特急スーパーはくとが新設され、鳥取以西の陰陽連絡特急は全て特急スーパーはくとが請け負うことになった。はまかぜは1往復が廃止され、残った2往復も大阪~鳥取、大阪~浜坂間の運転となり、大阪から北近畿西部への特急へと移行していった。1996年3月16日ダイヤ改正では、急行但馬2往復が廃止され、1往復は特急はまかぜに格上げされ、大阪~城崎間の運転となり、香住まで既設延長された。また、臨時急行但馬も臨時特急はまかぜ81・82号に格上げされた。これにより特急はまかぜは定期列車3往復に戻り、臨時列車1往復も運転されるようになった。従来播但線内はノンストップだったが、今回の改正により、福崎、寺前に停車となり、急行廃止によりB特急料金が適用されるようになった。1998年3月14日ダイヤ改正では生野にも追加停車となった。1999年3月13日ダイヤ改正では香住までの運転が定期運転に変更された。香住まで延長された列車は繁忙期には浜坂まで延長運転されるようになった。1999年末からは臨時特急かにカニはまかぜの運転が開始された。大阪~浜坂間の運転で、当初はキハ65系エーデルシリーズの気動車が使用され、2000年からはキハ181系が使用されるようになった。2000年3月11日ダイヤ改正で神戸に停車するようになった。2009年6月1日に全車禁煙車となり、2010年11月6日でキハ181系での定期運転が終了し、翌7日からはキハ189系での運転されるようになった。キハ189系に置き換えられ、グリーン車の連結はなくなった。同年12月23日には臨時特急かにカニはまかぜからもキハ181系が撤退し、キハ189系に置き換えられた。2011年2月28日をもって車内販売が終了した。2016年3月26日ダイヤ改正で1・4号が竹田に通年停車となった。2019年3月16日ダイヤ改正で5号の停車駅に西明石、加古川が追加され、大阪~姫路間では通勤特急の役割を果たすようになっている。

キハ181系かにかにはまかぜ

キハ181系かにかにはまかぜ

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