【関西各駅探訪第863回】JR大阪環状線天満駅

天満

【日本一長い天神橋筋商店街の真っ只中!】

JR大阪環状線天満駅は大阪市北区にある。大阪駅から外回り電車で1駅の駅で、駅前には天神橋筋商店街が南北に延びている。近くには大阪メトロ堺筋線の扇町駅があり、さらに少し離れた北側には大阪メトロ谷町線、堺筋線の天神橋筋六丁目駅もある。駅周辺は商店街から続く飲食店などが建ち並んでおり、安くて美味しい大阪下町ならではの店が多い。大阪環状線の大阪から東側は、快速も全て各駅に停まるため、全列車が停車する。データイムは関空紀州路快速、大和路快速、環状線普通がそれぞれ毎時4本15分毎に運転されており、毎時12本の運転となっている。平日朝ラッシュ時内回り大阪方面へは、7時台に関空紀州路快速が1本、紀州路快速が1本、区間快速が2本、普通が12本運転されている。8時台には関空紀州路快速が3本、区間快速が1本、普通が10本、桜島行きが3本運転されている。平日夕方ラッシュ時外回り京橋方面行きは、18時台に関空紀州路快速が4本、区間快速が4本、普通が12本運転されている。

天満

天満駅は1895年10月17日に大阪鉄道の駅として開業した。1900年6月6日関西鉄道の駅となった。1907年10月1日に関西鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となった。1909年10月12日に国鉄城東線の駅となった。1961年4月25日に城東線が大阪環状線に編入され、同線の駅となった。JR発足後、2003年11月1日にICカードの利用が可能になった。2008年3月15日ダイヤ改正で、関空紀州路快速の全ての電車が停車するようになった。2015年3月22日に発車メロディが導入された。

天満

駅構内は高架ホーム2面2線で、外回り線ホームは内回り線にも面する島式ホームで、内回り線ホームは内回り線の内側にホームがある。内回り線ホームは1967年頃に増設されたもので、それまでは島式ホームとして使用されていた。

天満

内回りホーム1番線は20m級車両10両分のホーム有効長があるが、2両分は使用されていない。外回りホーム2番線はホーム有効長は20m級車両8両分ある。ホームでは、発車メロディとして、大阪出身のシンガーaikoの楽曲である“花火”が流されている。

天満

改札は地上にあり、ホームから改札へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。

天満

改札は1ヶ所で有人改札になっている。ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。

天満

みどりの窓口、みどりの券売機も設置されており、新幹線や特急列車など長距離の切符や定期券を購入できる。駅構内にはコインロッカーも設置されている。

天満

出口は2ヶ所で、南北に出られる。両側ともに商店街があり、駅周辺への車の乗り入れはできない。

天満

駅西側を天神橋筋が走っており、その地下を大阪メトロ堺筋線が走っていて扇町駅がある。大阪シティバスの天神橋5丁目のバス停が北側にある。近くに関西テレビがあり、その西側には扇町公園が広がっている。

天満 乗車
年度 総  数 定  期 定期外 定期比率
2017年度 26,003 11,859 14,144 45.6%
2007年度 22,823 11,186 11,637 49.0%
対07年度比 113.9% 106.0% 121.5%  

天満駅の2017年度1日あたりの乗車人員は26,003人で、うち定期利用者は11,859人となっている。定期比率は45.6%で、定期利用者が5割を切っている。10年前の2007年度と比較すると全体で13.9%増、定期利用者は6.0%増、定期外利用者は21.5%増となっており、増加傾向にある。

  

鉄道コム

タイトルとURLをコピーしました