【受験シーズンには御守り代わりの切符が売られる】
紀州鉄道学門駅は和歌山県御坊市にある。学門という駅名から受験シーズンには御利益があるとして入場券や御守りなどが販売されているが、当駅は無人駅のため、当駅の切符やグッズ類は有人駅の紀伊御坊駅で販売されている。列車は終日毎時1本程度の運転となっている。
学門駅は1931年(昭和6年)6月15日に中学前駅として開業した。1941年(昭和16年)12月8日に中学前駅が廃止された。1979年(昭和54年)8月10日に中学前駅の跡地付近に学門駅が開業した。
駅構内は地上ホーム1面1線で、ホーム有効長は1両分ある。
ホームの片隅にはお地蔵さまがあり、学門という駅名にあやかって受験シーズンには合格祈願に訪れる受験生も少なくない。
出口は1ヶ所で駅は無人化されており車内精算を行う。
駅の東側に和歌山県立日高高校、同附属中学校があり、この学校が学門の駅名の由来となっている。