【東海道石部宿からの歴史を持つ】
JR草津線石部駅は滋賀県湖南市にある。東海道石部宿からの歴史を持つ駅で、普通のみが停車する。電車はデータイムに毎時2本の運転。朝ラッシュ時7時台、8時台には各3本が運転され、7時台には大阪直通1本、京都直通1本が運転されている。8時台には京都直通が1本運転されている。夕方ラッシュ時には18時台に2本、19時台に3本が運転されている。うち1本は京都からの直通となっている。石部駅は1889年12月15日に関西鉄道三雲~草津間開通と同時に開業した。1907年10月1日に国有化された。1909年10月12日に路線名制定により草津線の駅となった。2003年11月1日からICカードの利用が可能になった。
駅構内はホーム2面2線で、草津線は単線のため交換駅となっている。
ホーム有効長は20m級車両8両分あり、朝夕には4両編成を2本つなげた8両編成も走る。
上下ホーム間には陸橋があるが、エレベータの設置はない。
改札は1ヵ所で有人改札になっている。ICカード対応の簡易式自動改札機が設置されている。
ICカードチャージに対応した簡易式自動券売機も設置されているが、みどりの窓口やみどりの券売機はない。売店の代わりに新聞の自動販売機が設置されている。
出口は1ヵ所で西側に出られる。
駅に隣接して湖南市のコミュニティハウスがあり、観光案内所などが設置されている。
駅前にはロータリーがあり、湖南市コミュニティバスや滋賀交通の路線バスが乗り入れている。
駅前には東海道石部宿を模した広場がある。
駅前には駐輪場が設置されている。
石部 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 1,876 | 1,438 | 438 | 76.7% |
2007年度 | 1,972 | 1,513 | 460 | 76.7% |
対07年度比 | 95.1% | 95.1% | 95.3% |
石部駅の2017年度1日あたりの乗車人員は1,876人で、うち定期利用者は1,438人となっている。定期比率は76.7%で、定期利用者が8割近くを占めている。10年前の2007年度と比較すると全体で4.9%減、定期利用者は4.9%減、定期外利用者は4.7%減となっており、いずれも5%弱減少している。