【近鉄沿線なのに駅前からは南海バスが発着】
近鉄南大阪線高見ノ里駅は大阪府松原市にある。普通のみが停車する駅で、河内松原の一つあべの橋寄りにあり、普通を乗り通さなければならないため、あべの橋から一番所要時間がかかる駅となっている。電車はデータイムに普通が毎時6本10分毎に運転されている。平日朝ラッシュ時上り7時台、8時台もデータイムと同じく毎時6本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下り18時台、19時台も毎時6本の運転となっている。高見ノ里駅は1932年9月1日に大阪鉄道布忍〜河内松原間に新設開業した。大阪薬科大学移転により設置された。1943年2月1日関西急行鉄道の駅となり、1944年6月1日に近畿日本鉄道の駅となった。
駅構内はホーム2面2線で、ホーム有効長は21m級車両6両分ある。
上下ホーム間には地下道があるが、エレベーターの設置はない。
改札は1ヶ所で、上りホーム側にある。有人改札で、ICカード対応の自動改札機と自動券売機、自動精算機が設置されている。
スロープが設置されており、バリアフリーに対応している。下りホーム側はスロープ専用の出口を利用しなければならない。
出口も1ヶ所で、駅南側に出られる。
府道12号線が走っており、駅前には南海バスのバス停がある。駅南側には大阪薬科大学移転後にできた阪南大学高等学校がある。
高見ノ里 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 3,228 | 2,093 | 1,135 | 64.8% |
2007年度 | 3,862 | 2,574 | 1,288 | 66.6% |
対07年度比 | 83.6% | 81.3% | 88.1% |
高見ノ里駅の2017年度1日あたりの乗車人員は3,228人で、うち定期利用者は2,093人となっている。定期比率は64.8%で、定期利用者は7割を切っており、近年の傾向からすると平均的な数値と言える。10年前の2007年度と比較すると全体で16.4%減、定期利用者が18.7%減、定期外利用者が11.9%減となっている。