阪急甲陽線甲陽園駅
【山の手には閑静な高級住宅街!休日にはハイカーで賑わう!】
1.概要
阪急甲陽線甲陽園駅は兵庫県西宮市にある甲陽線終点の駅である。六甲山脈東部の麓に位置している。西宮七園の一つで、駅周辺には高級住宅地が広がっている。
甲陽園駅は1924年(大正13年)10月1日に阪神急行電鉄甲陽線開通とともに開業した。1965年(昭和40年)6月1日に学生用のフリーパスゲートが設置された。1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災により営業を休止した。同年3月1日に甲陽線復旧に伴い営業を再開した。2008年(平成20年)9月20日に駅近くで、夙川発甲陽園行き普通電車の最後尾の車両が脱線した。乗客乗員ら約20人に負傷者はなし。これ以降1号線を使用を停止した。2010年(平成22年)8月7日に1号線の使用を再開し、2号線を廃止した。
2.駅周辺
駅前の道路は非常に狭い。山の手に高級住宅街が広がっている。
3.駅構内
頭端式ホーム1面1線で、以前は2面2線となっていたが、2008年9月20日に発生した駅構内での脱線事故以降、1号線の仕様が停止となり、2010年8月7日から1号線の使用を再開し、代わりに2号線を廃止した。このとき分岐器を撤去して棒線化されている。
4.バス路線
阪神バスが駅前のバス停に乗り入れている。阪神西宮まで東回りと西回りの二系統が運行されている。いずれも毎時3本程度が運行されている。
5.利用状況
甲陽園駅の2013年度の1日あたりの乗車人員は6,367人で、うち定期が3,490人となっている。10年前の2003年度と比べると総数で、7%強ほど減少している。定期客の落ち込みが激しく、対2003年度比で25%強の落ち込みとなっている。その反面定期外は利用者を増やしている。少子高齢化社会の進捗により学生利用を中心に利用者が減っているものと思われる。
6.ダイヤ
データイムは10分毎の運転で、朝ラッシュ時はピーク時8分毎の運転。夕方ラッシュ時はデータイムと同じ10分毎の運転となる。22時台まで10分毎の運転を継続し、23時台からは毎時4本の運転となる。最終電車は夙川発が0時05分で、梅田発23時45分の急行神戸三宮行き、新開地発23時42分の快速急行西宮北口行きとそれぞれ連絡している。上り最終は甲陽園発0時12分の夙川行きで、夙川で急行神戸三宮行き最終、普通西宮北口行きと連絡している。
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