【関西各駅探訪第747回】神戸市営地下鉄神山手線伊川谷駅

伊川谷

【阪神高速伊川谷とはかなり離れてるぞ！】

神戸市営地下鉄西神山手線伊川谷駅は神戸市西区にある。伊川谷と言えば、第二神明道路と阪神高速北神戸線が交わる井川谷ジャンクションが有名だが、こことはかなり離れた位置にあり、位置関係を間違えるとえらいことになる。どちらも似たような時期にできたが、伊川谷ジャンクションの方が、2年ほど先輩にあたる。昼間時は毎時8本の運転で、平日上り朝ラッシュ時は7時台に18本が運転されている。平日夕方ラッシュ時下りは18時台に11本が運転されている。伊川谷駅は1987年3月18日に西神延伸線の学園都市～西神中央間開通とともに開業した。

伊川谷

駅構内は高架式ホーム2面2線で、ホーム有効長は18m級車両6両分となっている。

伊川谷

ホームから改札へはエレベータが設置されバリアフリーに対応している。

伊川谷

改札は地上にある。有人改札でICカード対応の自動改札機と自動券売機が設置されている。

伊川谷

改札付近には駅売店から業態変更したファミリーマートがある。

伊川谷

出口は2ヶ所で、南側にロータリーがあり、神戸市バスが各方面に路線を運行している。

伊川谷

駅高架下には商業店舗が入居している。

伊川谷

駅周辺は神戸市内とは言え、まだまだ開発途上の長閑な景色が展開されており、駅の利用者も上沢に次いで少ない。

伊川谷駅の2016年度1日あたりの乗車人員は4,970人で、うち定期利用者は2,683人となっている。定期比率は54.0％で、定期利用者が半分以上を占めている。10年前の2006年度と比較すると全体で5.4%増、定期利用者は10.5%増、定期外利用者はほぼ横ばいとなっている。