京都市営地下鉄20系【開業以来活躍している10系を置き換えるために投入された待望の新車】

2132F急行奈良

2132F

1.概要

京都市営地下鉄20系電車は、老朽化した10系初期車を置き換えるため2021年度から導入された車両である。10系初期型9編成を置き換える予定で、2021年から2025年にかけて6両編成9本が導入される。
外観及び内装デザインを京都市民や利用者の投票によって決定された。外観は「前面の造形に曲面を多用した、より近未来的なイメージのデザイン」、内装は「華やかで雅なカラーデザイン」が選ばれた。第1編成が2022年3月26日に営業運転を開始し、2022年7月現在、6両編成2本が営業運転を行っている。京都市営地下鉄烏丸線内で運用されているほか、竹田から近鉄京都線に乗り入れ、新田辺や近鉄奈良まで直通運転を行っている。

会社名 京都市交通局
形式 20系
使用線区 烏丸線・近鉄京都線・近鉄奈良線
製造メーカー 近畿車輌
制御方式 SiCハイブリッドモジュール適用IGBT素子
VVVFインバータ制御
(PGセンサレス3レベルベクトル制御方式)1C4M
主電動機 かご形三相誘導電動機140kW
ブレーキ 応荷重装置付電空併用電気演算形
電気指令式空気ブレーキ装置
T車優先遅れ込め方式 ユニットブレーキ
台車 モノリンク式ボルスタレス台車
最高速度 105km/h
加速度 3.3km/h/s
減速度(通常) 3.5km/h/s
減速度(非常) 4km/h/s
製造初年 2021年
電気方式 直流1500V 架空電車線方式
軌間 1435mm
保安装置 ATC・ATS
座席定員 28人(先頭車)
44人(中間車)
扉枚数・座席形状 4扉ロングシート
車体 21m級アルミ製車体
所属 竹田車庫
編成 6両
既存両数 12両(2022年8月現在)

2.車体

無塗装のアルミニウム合金製ダブルスキン構造で、20m級4扉車両となっている。正面中央部に行先表示装置、正面窓の下部両側に前照灯と尾灯が、正面車体下面左右に標識灯が設けられている。

3.内装

1・6号車の乗務員室直後におもいやりエリアを設置し、車椅子・ベビーカー利用者のほか、大きな荷物を持つ人に配慮した空間を設けている。中央部には軽く腰掛けられる立ち掛けシートを設置している。窓側には、上下2段の手摺を設置している。この立ち掛けシートには、ガラス張りの素材飾り付けがあり、第1編成の1号車は西陣織、6号車は京友禅が、第2編成の1号車は京仏具、6号車は京焼・清水焼が飾り付けられている。
座席は扉間6人掛け、車端部は4人掛け、幅460mmの片持ち式ロングシートを採用している。一般座席は若草色、優先座席は茜色として識別している。2~5号車に設置されているつり革の鞘には北山杉を使用し、京くみひもで飾り付けしている。
京都市営地下鉄の新造車両では初めて、車内には液晶ディスプレイが各扉上に設置しており、側面表示器と共に4箇国語表示に対応している。

京都市交通局20系 6両編成   製造年月 メーカ
←竹田 国際会館→
2100Tc 2200Mp 2300M 2600M 2700Mp 2800Tc
2131 2231 2331 2631 2731 2831 2022年3月 近車
2132 2232 2332 2632 2732 2832 2022年6月 近車
2133 2233 2333 2633 2733 2833 2022年11月 近車
2134 2234 2334 2634 2734 2834 2023年9月 近車
2135 2235 2335 2635 2735 2835 2024年1月 近車
2136 2236 2336 2636 2736 2836 2024年7月 近車
2137 2237 2337 2637 2737 2837 2025年3月 近車

4.主要機器

主制御装置はSiCハイブリッドモジュール適用IGBT素子VVVFインバータ制御(PGセンサレス3レベルベクトル制御方式)

台車はモノリンク式ボルスタレス台車で、電動台車SS188M形・付随台車SS188T形を採用している。

主電動機はかご形三相誘導電動機で定格出力140 kWとなっており、電動車1両あたり4台搭載している。

保安装置は京都市営地下鉄烏丸線のATCと近鉄京都線のATSを搭載している。

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