JR学研都市線平日朝ラッシュ時ダイヤ【2022年3月12日改正】

学研都市線快速とおおさか東線普通

1．概要

JR学研都市線平日朝ラッシュ時間帯には快速、区間快速、普通の3種別が運転されている。かつては放出から尼崎まで直通快速が乗り入れていたが、2019年3月17日ダイヤ改正でおおさか東線開業により新大阪発着に変更された。2022年3月12日ダイヤ改正では大きな変化はなかった。京橋着7時台に快速2本、区間快速5本、普通8本が運転されている。京橋着8時台には快速3本、区間快速5本、普通8本が運転されている。快速は全て木津から運転されており、京橋から東西線に入りJR宝塚線方面へ直通している。区間快速は京田辺、松井山手始発で運転されており、東西線経由でJR宝塚線、JR神戸線方面へ直通している。普通は松井山手、四条畷から運転されており、JR東西線に直通し、JR神戸線、JR宝塚線に直通する列車と京橋止まりの列車がある。

2020年度の最混雑区間は鴫野～京橋間で、最混雑時間帯7：30～8：30までで、この時間帯の輸送力は17,424人／Hで、輸送人員は20,940人／H、混雑率は120%となっている。コロナ禍の影響で混雑は緩和されているが、JR西日本の中では一番混雑率が高い。1時間あたり最大本数16本で、運転本数があまり多くないのと最大編成両数が7両編成のため混雑率が高くなる傾向にある。

207系S16快速新三田

2．快速

快速は木津からの運転で、京橋着7時台に3本、8時台に3本が運転されている。運転間隔は一定しておらず、最小15分、最大24分の間隔となっている。区間快速が主体のため、快速は松井山手以遠からの速達電車の性格が強くなっている。快速は住道で普通と緩急接続を行う。放出ではおおさか東線電車と連絡を取る列車もあるが、必ずしも連絡があるとは限らない。

木津〜京橋間の所要時間は58〜65分で、データイムの区間快速よりかは速い。9時台の快速は同区間52分で走っているので、ラッシュのピーク時間帯はやはり時間がかかっている。快速は207系、321系7両編成が使用されている。

207系S39区間快速西明石

3．区間快速

区間快速は京田辺、松井山手からの電車が多く、京橋着6時台には奈良発と木津発の電車が1本ずつある。京橋着7時台には京田辺発3本、松井山手発2本、京橋発8時台には京田辺発3本、松井山手2本が運転されている。区間快速の四條畷〜京橋間の所要時間は15〜16分で、データイムの13分よりも3分ほど遅くなっている。同区間の快速とは停車駅も同じで所要時間は変わらない。放出ではおおさか東線電車と連絡を取る列車もあるが、必ずしも連絡があるとは限らない。区間快速も207系、321系7両編成が使用されている。

207系S61普通京橋

4．普通

普通は京橋着7時台に松井山手発3本、四条畷発5本、京橋着8時台に松井山手発3本、四条畷発5本が運転されている。普通は快速、区間快速と住道で緩急接続する。普通も207系、321系7両編成が使用されている。放出ではおおさか東線電車と連絡を取る列車もあるが、必ずしも連絡があるとは限らない。