阪急今津線~臨時直通特急とげつ~

7014F直通特急とげつ嵐山

7014F

行楽シーズンに宝塚~嵐山間に今津線経由で運転されている臨時直通特急とげつ。今津線から西宮北口の短絡線を経由し、神戸本線に入り、十三でスイッチバックを行い、京都本線に入る。3本設定されている直通特急でも一番経路が複雑な列車と言える。往路は宝塚発は10時39分で嵐山着は11時57分となっており、臨時列車の中で一番遅い時間に設定されている。復路は嵐山発17時38分、宝塚着18時56分でこちらも臨時列車の中では一番遅い時間の設定で往路、復路ともトリを飾っている。

停車駅は宝塚から門戸厄神までの各駅、塚口、十三、淡路、桂、上桂、松尾となっている。西宮北口は短絡線を通るため通過となる。

往路の直通特急は桂で河原町行きの臨時快速特急とホーム上で連絡している。嵐山方面のみならず烏丸、河原町方面への足も確保しているが、復路に関しては河原町からの快速特急の設定はないので嵐山方面からの旅客が中心となっている。

7014F直通特急とげつ宝塚

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【直通特急とげつ撮影メモ】

直通特急とげつは臨時列車の中でも一番遅い時間帯を走るため、復路の撮影は春の臨時運転では可能だが、秋の臨時運転では日没後となるため走行中の撮影は難しい。往路は今津線内、神戸本線内で順光となるため、京都本線内で撮るよりもあたごと合わせて綺麗に撮れるのではないかと思う。直通特急とげつのハイライトはやはり奇抜な運転経路にある。十三でのスイッチバック、西宮北口の短絡線通過、桂駅でも通常入らない1号線に入るなど普通に見ていて楽しいものがある。この辺りを動画に撮ってみるのも面白いのではないか。

  

鉄道コム

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