【くんだと読む難読駅名にはミニ水族館がある】
京都丹後鉄道宮舞線栗田駅は京都府宮津市にある。宮舞線の宮津から1駅隣にある駅で、西舞鶴側は丹後由良となっており、付近は風光明媚な景色の中を走る区間である。駅にはミニ水族館があり、魚たちが利用者を出迎えてくれる。列車は毎時本の割合で運転されている。栗田駅は1924年4月12日に鉄道省舞鶴~宮津間開通とともに開業した。1985年3月14日に棒線化された。1990年4月1日に北近畿タンゴ鉄道に移管され、行き違い設備が復活し、跨線橋も設置された。2015年4月1日に北近畿タンゴ鉄道からWILLER TRAINSに移管され京都丹後鉄道宮舞線の駅となった。
駅構内は対向式ホーム2面2線で、上下ホーム間は跨線橋が設置されている。
改札は有人で、切符販売の窓口と自動券売機が設置されている。なお、有人改札の時間帯は平日朝と午後の時間帯のみで、土休日などは終日無人化されている。
駅待合室内にはミニ水族館がある。但し、改札が閉鎖されている時間帯は連絡通路からホームにアクセスすることになるため、ミニ水族館がある待合室には入れない。
出口も1ヵ所で、駅東側に出られる。駅前にはロータリーがあるが、路線バスなどの乗り入れはない。
ととすてーしょんの愛称が付けられている栗田駅
駅前には駐輪場が設置されており、駅から徒歩3分ほどで栗田湾に出られる。
栗田 | 乗車 | |||
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年度 | 総 数 | 定 期 | 定期外 | 定期比率 |
2017年度 | 219 | 195 | 25 | 88.8% |
2007年度 | 238 | 205 | 33 | 86.2% |
対07年度比 | 92.0% | 94.7% | 75.0% |
栗田駅の2017年度1日あたりの乗車人員は219人で、うち定期利用者は195人となっている。定期比率は88.8%で、9割近くが定期利用者となっている。10年前の2007年度と比較すると全体で8.0%減、定期利用者は5.3%減、定期外利用者は25.0%減となっており、定期外利用者の落ち込みが大きい。