近鉄名古屋線平日夕方ラッシュ時ダイヤ【2024年3月16日変更】

22000系特急五十鈴川

1．概要

60分サイクルに特急5本、急行4本、準急4本、普通4本が運転されている。準急は18時台のみ4本の運転で、17時台、19時台は3本の運転となっている。特急は名阪特急が毎時2本、名伊特急が毎時3本の運転で、名阪特急は終日甲特急と乙特急が運転されている。名伊特急は久居にも停車するが、名阪特急は乙特急も久居は通過する。名伊特急の久居停車は名古屋発18時以降の列車が対象となる。　急行は伊勢中川、松阪行きを中心に、宇治山田、五十鈴川まで足を延ばし、鳥羽まで運転される列車もある。準急は全て近鉄四日市行きで、3両編成で運転され、近鉄四日市で普通に変身して近鉄四日市以遠に直通する。普通は大半が富吉止まりで運転されている。
名古屋から愛知県内や三重県内の衛星都市への需要が多いが、四日市周辺や津周辺など三重県内の通勤通学の需要もあり、四日市などでは下車も多いが乗車も多く見られる。

2．2024年3月16日ダイヤ変更

2024年3月16日ダイヤ変更では近鉄名古屋線平日夕方ラッシュ時ダイヤに大きな変化はなかった。

3．特急

30213Fビスタカー特急松阪

特急は名阪甲特急ひのとり、名阪乙特急アーバンライナーが毎時1本の運転で、名伊特急は17時台が2本、18時台、19時台が各3本運転されている。名阪特急はデータイムと同じで、毎次00分が甲特急、毎時30分が乙特急となっている。名伊特急は17時台が17時10分発が賢島行き、17時45分が宇治山田行きとなっている。18時台以降は、18時02分、19時02分、19時15分発が宇治山田行き、18時15分、19時45分発が賢島行き、18時45分が鳥羽行きとなっている。

4．急行

5112F急行津新町

急行は毎時4本の運転で、概ね15分毎の運転となっている。17時台はほぼ15分毎の運転となっているが、18時以降は特急が増発されるため完全な等間隔にはなっていない。急行は毎時1～2本が宇治山田、五十鈴川まで直通し、名古屋発19時16分の列車は鳥羽まで足を延ばす。その他の列車は伊勢中川、松阪行きとなる。急行は全て近鉄四日市まで後続の特急よりも先着するダイヤになっている。近鉄四日市以遠では伊勢若松で特急待避を行う。データイムと同様に6両編成で運転され、伊勢中川方4両は5200系やL/Cカーが使用されるケースが多い。

5．準急

2547F準急四日市

準急は毎時3～4本の運転となっている。17時台と19時台が3本、18時台が4本運転されており、いずれも近鉄名古屋～近鉄四日市間の運転となる。準急は富吉で特急、近鉄弥富で急行と緩急接続、川越富洲原で特急を待避する。名阪特急の前を走る列車は近鉄蟹江で名阪特急を待避、近鉄弥富で急行と緩急接続、川越富洲原で特急を待避する。準急は3両編成で運転されている。

6．普通

1307F普通富吉

普通は毎時4本の運転で、近鉄名古屋～富吉間の運転が中心となっている。名古屋発17時05分、19時51分の2本のみ津新町まで足を延ばす。普通は近鉄八田で準急に追い抜かれ、近鉄蟹江で特急、急行の2本待避を行うスジで、富吉まで先行するスジがある。普通は3両編成が基本だが、一部2両編成での運転もある。